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堕天使、と聞いて考えた

本屋で本を探していたら「堕天使(だてんし)」云々というタイトルの本があった。

堕天使とは、神に反抗して天使の身分をはく奪された「元・天使」のこと。

「神」という上司に反旗を翻し「身分」を失った、ということは「クビ」になったようなものであろう。


「それじゃ~天使とはなんだ?」と思ったので調べてみると、

「天使」というのは、人間のように「生き物」の名称ではないのだそうだ。

じゃ~何か?というとどうやら「役職名」らしい。


その序列を並べてみると


  • セラフィム(熾天使・してんし):最上位

  • ケルビム(智天使・ちてんし)

  • プリンシパリティ(権天使・けんてんし)

  • アークエンジェル(大天使・だいてんし):ミカエル・ガブリエルなど

  • エンジェル(天使):一般職

となるようだ。


これを見ると「天使=一般職員」となって、天使団体の「末端構成員」である。

会社でいえば「ヒラ社員」というところか。


最後の審判でラッパを吹いて過去から現在までに生きた人を呼び集める「大天使ガブリエル」なんか、けっこう偉いのかと思っていたら下から2番目である。

課長か、もしかしたら主任か係長くらいなのかもしれない。


天使の世界も階級があってなんだか厳しそうである。

やはり中間管理職のように「上から下から」文句を言われて悩むのであろうか。


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