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調査事例の紹介
過去20年余りの間でお受けした依頼は数多くあるため、その中からいくつか抜粋して紹介します。
内容については守秘義務があるため、細かな表現は避けだいたいの経緯が分かるようにしています。
【夫の浮気調査関連】
夫の浮気行動については、奥様側の「勘」がほぼ正しい結果になっています。
日々の行動や言動、些細な仕草などから「疑い」を持った時、女性の勘が当たっています。
ここに紹介するケースはどれも奥様の「勘」が発端です。
1.仕事場を抜け出して浮気する夫
営業担当課長という立場ではあるが、架空の予定を入れその都度外出し浮気相手と頻繁に会っていた。
外出時間も昼間は2~3時間、夕方になるとそのまま「直帰」という形で、本人への連絡はメールというシステムであったため会社には気付かれずに浮気を繰り返したいたが、妻だけには怪しまれていた。
2.自営業でいつでも遊べる夫
ある業種のコンサルタントを自営で行う夫。打合せや現地確認等で毎日外出していたが、その大半は浮気相手と会うためだった。
一見、背が低く冴えない「おじさん」ではあったが、調査の結果、浮気相手は2か月の間で8人が確認でき離婚のための証拠としては申し分ないと弁護士から言われ調査完了。
その後、調停・裁判と進み離婚は成立したが、慰謝料の不払いが続き苦労している。
3.この10年余り、土日休日は家にいない夫
会社員で役職に就いている夫が10年余り週末や休日を家を空ける。休日出勤や趣味の会での外出を理由にしていたが、実際は浮気相手との日帰り旅行の繰り返しであった。
新幹線や飛行機を利用し遠くまで出かけるが、必ず当時に帰るため妻は確信が持てなかったが調査した。
その結果、相手は結婚当時に仕事で知り合った顧客(未亡人)である事が判明。同時に大学時代のサークル間仲間(既婚女性)数人との関係も出て来た。
4.自分の予定をカレンダーに書く夫
出掛ける日をカレンダーに印を付け、毎回その通りに行動していた夫。印は「〇」を付けるだけだが、それについての説明がいつも違う事に違和感を感じた妻からの調査依頼。
結局、どれも不倫相手と会うためのもので、デートしホテルへ行く流れであった。
5.引きこもり傾向の夫の不倫
会社では課長として仕事をしているが、帰宅すると自分の部屋に閉じこもり食事も部屋のドア前に置かせて部屋には一切入れさせないという生活が何年も続いた。
夫はアスペルガー傾向があり部屋ではゲームを楽しみ休日も同様であった。しかし帰宅時間が遅くなりだし、やがて翌日帰宅や旅行も増えたので妻が調査を依頼した。
その結果、ゲームで知り合った女性や、仕事関連で知り合った女性と交際している事、そして特定の風俗嬢との交際が判明した。
6.結婚してすぐに不倫を始めた夫
新婚旅行の時点から、妻に聞かれないように電話連絡やメールのやり取りがあった夫。
旅行から帰ってからも深夜に出掛けたり、夜勤と称して帰宅しない事が頻繁にあると親に相談し、妻の親からの調査依頼。
その結果、相手は結婚前から交際している子持ちシングル女性と判明。
親が問い詰めたところ「一人だけを選べなかった」との答えが返ってきた。
結婚して3か月余りで離婚となった。
【交際相手・不倫相手の浮気調査】
交際相手の素行調査については「他人調査」となるため、依頼を断るところもあります。
当社では「結婚詐欺」と同じ扱いで受けています。
1.結婚するつもりで交際しているが、男性がなかなか行動せず、親族にも紹介しないので怪しんでの調査依頼。結局その男性には家族がいる事が判明し別れる事になった。
この場合、相手の妻に抗議するなどヘタな行動をすると逆に「不倫をそそのかした」等と言われトラブルになることもあるので、スッパリ別れるか弁護士に相談して行動することが重要です。
2.不倫の当事者である女性が、相手の浮気を疑い調査する
こういった依頼もあります。
特に女性がシングルの場合によくあります。
交際しているある時点で、自分以外に他の女性がいることに嫉妬することで、男性を付け回しその実態を男性の奥さんに知らせるなど裏切られたという気持ちが強く出始めます。
その結果、交際男性の家庭を壊すことを目的にして行動する女性もいます。
【相手の素性調査関連】
交際相手や取引先など、自分の財産や利益に直結する問題が起きそうな場合、相手の素性を調べることがあります。
1.結婚を急がせる男性についての調査
急がせる理由はいろいろあるでしょうが、あなたに財産がある、親に財産があるといった場合、相手男性が結婚を急ぐケースがありました。
相手に借金があるケースもありましたが、それ以外でも急がせることもあり「何かを企んでいる」と思えてきます。
この場合、相手の素性調査としてそれまでの結婚歴や子供の有無を調べる事から始まります。当然、借金状況を確認するために債務調査も始めます。
「急がせる」場合、知り合ってから数日~3か月程度の間で結婚について話し始め、入籍を先にしようとするケースが多くあります。
また、数日後には家に押しかけてきて暮らし始めたケースもありました。
急ぐにはその理由があるはずですが、そこがハッキリしないのであれば「危険性」が高い相手となります。
2.結婚前調査
今では「してはいけない」ということで余り聞きませんが、依然としてあります。
昔のように相手の暮らしぶりを周辺の家で聞き込む、という事は難しくなりましたが、それ以外の方法が相手の経歴を調べる事はあります。
言っている事に間違いはないか、ウソはないか、結婚歴はないか、といったことがメインです。
【親族の行方調査関連】
家族や親族が行方不明になった事での「行方調査」もあります。
いろいろな方法を使い行方を調べますが、中にはお金もスマホも持たず消える人もおり、さらには家族親族とはまったく縁の無い土地に住みつくこともあり調査は難航します。
1.一人暮らしのアパートから消えた20代の息子の行方
銀行やクレジットカード、スマホ等も置いたまま失踪した息子。
交友関係からの問題ではなく、仕事の行き詰まりらしい。
警察への失踪届けは出してあるが本人が見つかったとしても警察は「生存」を知らせるだけで「居所」は教えない。成人しているため「本人の意思で失踪した」と判断し、親に知らせる事での警察が訴えられる事案が過去にもあるため知らせないので、親は漏れ聞いた情報から調べるしかない。
多くの場合、関係者や知り合いを頼ってその周辺に住んでいるか、趣味などからその「聖地」近辺にいるかなど想像して探すことになる。
また銀行カード等を持っているなら使用履歴などから調べる事もある。
2.子供と連絡が取れなくなった親からの安否確認依頼
子供が遠隔地に住んでいる場合にある依頼。
自分が行く代わりに探偵に現地で確認してもらうというケース。
実際にアパートに行ってみると「空き家」だったり、引きこもり状態であったりもする。
中には光熱費を払えなくなり、真っ暗な部屋で寝ていたケースもある。
3.不倫相手と失踪した夫の行方
当然ながら、住民票を移動せず消えるために行方調査は難航する。(1)と同じように土地勘のある場所などを想像して、関係者などから聞いて探すことになる。
状況によっては交際相手の家族にも聞かなくてはならなくなるので、慎重に物事を進める必要がある。
当事務所では過去に2件あったが、1件は1年余り後に「詐欺」で捕まり発見となったが、もう一件については行方不明のままである。
【社員の行動調査関連】
社員の不審な行動を調べるという依頼もあります。多くの場合「サボリ」「不正」といったものが関連しています。
1.社員のサボリを炙り出す
営業職社員の日報に怪しい点があるためその行動を調べるという依頼。
今では多くの会社がGPS等で管理しているが、まだまだ導入していない会社も多く、それを悪用されている点もある。
この社員の場合は、営業コース上に寄り道する店がいくつもあり、そこで時間を潰すことが殆どであった。
2.通勤交通費の不正請求を暴く
電車通勤で通勤費を出しているが自転車やバイクで通勤している「らしい」、という事をハッキリさせるために一定期間行動を調べた結果、やはり自転車をメインにして通勤していたことが発覚。
自宅と職場はおよそ10キロだったため「自転車で通える」と考えたらしい。
3.会社のNo2の怪しい行動を調べる
自分の右腕といえる職員が、業界他社に情報を流しているようだということで日々の行動を追跡。
地理的関係からほぼすべての行動が車となっているため、その車の移動状況を逐次監視し、追跡することになった。
およそ1か月の間で他社との接触は無かったが、不倫している事実が発覚し、そこから相手女性の素性調査を行うことになった。
その結果、こちらの業界とはまったく縁の無い会社に勤めていることが判明し取りあえず一件落着。
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