仕事でAIを活用しませんか、という営業が来るが
- oryza63

- 10月26日
- 読了時間: 3分
うちはけっこう利用している、活用している方だと思う。
例えば、YouTube動画を作るにあたって過去、苦労してきたのが原稿作りである。
以前は、ネタを考えて、全体像を作り、必要な情報、必要な解説などを作って全体を整えていく、という作業をしていた。
これでいくと原稿ができるまでで数時間~1日はかかっていた。
ホントにこれ大変で、何本も作るとなるとパンクしそうになる。
ネタは「フッ」と思いついたり、何かを見て浮かんだりするのでそこはそれでいいのだが、纏めていく、用語を調べる、解説するという作業が入ると一気に時間がかかるのだ。
七転八倒、悶絶の繰り返しであった。
そこでAIを使ってみたら「あら便利!」ということで有料プランを今は利用している。
何がいいかと言えば、ネタがあって、方向性があって、自分の考えがあって、何を言いたいか、何をしたいか、といったものを指示してあげれば纏めくれる。
さらに、ペンタッチや口調を学習させればもっとよくなる。
それで出てきたものをチェックして訂正させて、さらに思いついた事を差し込ませるのである。
もっといえば、作ったものをチェックして訂正させる、という作業を何度も繰り返させる。
普通の人だったら何度もダメ出ししたら「挫ける」がAIは無限に繰り返しが可能なので「鬼の編集長」となって指示を繰り返している。
ここで大事なのが「一発OK」にはしないこと。
出てきた内容の「裏取り」を自分でやって事実を確かめることだな。
それをいい加減にやると「ウソ」「勘違い」「表現のズレ」が出てきてしまう。
面白いのは、AIが出してきた文章を再度AIに違和感や間違えが無いかチェックさせる点。
人間なら「自分で作ったものを自分でチェックする」のは嫌がるし、手を抜くだろうがAIは真面目にチェックして、おかしな点や訂正を入れてくる。
音声や画像、サムネまでAIで作る人もいるが、あれだと日本語をおかしかったり、存在しない漢字を出してくるのでうちではやらない。
試しに作らせた事もあるが無理だった。
原稿を作ってくれるだけでありがたいし、一つ完成すれば関連した話を提案してくるので楽にもなった。
まぁ、それをそのまま使うわけでなく、自分の考えを入れ込んで新たに指示を出すけど。
こうしてAIを使うことで原稿作りはスピードアップされて今までの半分以下になっている。
その他にもいろいろ利用しているが便利である。
自分ひとりでやっていたのが、分野別にサポートする人間が増えた、それも数十人単位で増えた感じ。
しかも彼らサポートは「文句も言わず」「何度もやり直す」ので人間にはできん。
さらに、聞けば「スグ」答えてくる。
夜中だろうがなんだろうが答えてくるのは人間には到底できない。
これが月々数千円で使えるのは夢のようである。
人件費云々どころの話ではないし、桁が違ってくる。
使い方を間違えなければ「人がいらない」ではなく、もっと有益なところに人を配置できる。





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