ゴルディアスの結び目
- oryza63

- 10月5日
- 読了時間: 2分
更新日:10月5日
ゴルディアスの結び目とはアーサー王(アレクサンドロス大王)の話で出来るアレである。
「この結び目を解くことができたものこそ、アジアの大王となるであろう」と予言された複雑に絡んだ縄のことで、これをほどくことができたものがアジアの覇権を握るといわれた。
何人もの人が挑戦したが縄の端が見つからず皆が断念した。
そこにアーサー王も挑戦したができなかった。
しかし、縄を解くということは縄の結び目を解く事であり、それには縄の端を見つけなければならない、という大前提があった。
そこで彼は考えたのである。
「常識で挑戦してもこれは無理だ、それなら自分なりの常識で考えて挑戦しよう」と。
彼は刀を抜いて一気にその縄の塊を叩き切り、そして縄の結び目は解け、やがてアジアの覇権を握ることになった。
常識があるとそれを前提にして考えるので「超越」することはできない。
そしてその常識の範囲で「ルールの守り方」を考えるので解決できなくなる。
なんでこんなことを書くのかというと、パーソナリティ障害や発達障害を相手に法律戦を挑んでも彼らの常識は我々の常識を超えているので勝つことはできない。
それなら自分も、その常識を外して自分なりの常識で対抗するしかない、ということ。
法律を逸脱するのではないか、と思うかもしれないが、その法律だって「解釈次第」でどうにでもなってしまったりする。
これは動画などでも言った事があるが、「法律を利用して戦う」のではなく「法律を味方にして戦う」ことを第一に考えるべきであろう。
たまたま小説を読んでいてゴルディアスの結び目が出てきたので書いてみた。





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