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move mountains・・・山を動かす?

だいぶ以前の本で「move the mountains」だったかな、そんなタイトルのアメリカの本があった。

「山を動かす」とはなんぞや?


これは聖書の「信仰があれば山をも動かせる」という話から来ていて、「奇跡を起こす」という意味だということを後になって知った。


2001年だったかにアメリカンフットボールNFLの「New England Patriots」がスーパーボールに優勝した時の現地の新聞でLord of Destiny」とあったのを「運命の道」と日本のアナウンサーが紹介したのをフットボール解説者が「いやいや」と言って付け加えていたが

それは、Destinyは運命、そして運命を操作するのは神であるからこの場合は「神に導かれた道を進んだ結果に得た勝利」といえると言っていた。

なるほど、そういう言い方もあるんだな、と感心したものであった。


そうやって訳してみると見方がずいぶんと変わってくる。


「eat it(イートイット)」という言葉もそうで直訳だと「食え、食べろ」と思ってしまうが、「我慢しろ」とか「ザマーみろ」という意味もある。


中学のころ聞いたもので「i'm swimming」を「私は泳ぐ」と思っていたら「頭がクラクラする」「めまいがする」という意味もあって驚くというか感動したことがあった。


こういう言い回しは英語だけじゃなくて他の言語にも当然ある。

今回は、なぜたまたま江戸言葉を探していて思い出しのであった。

江戸言葉などはあまり聞く機会もなくなったが、母方一族はそういった下町育ちだったのでオレは今でも使うことがある……のだがどうも言い方が「キツイ」らしく使う機会も使えるも、言える相手もいないのでムズムズしているのである。



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