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oryza1100

キレる、怒鳴る、暴れるは性格なんかじゃない

更新日:2023年6月30日

すぐキレる人というがあちこちにいて騒動を起こします。

家でそれをすればDVになるし、会社でそれをすればパワハラになる可能性もあります。

車でそれをすれば煽り運転にもなるだろうし、外でそれをする通り魔のような人間もいます。

これは何も日本人が「堪え性」が無くなったという訳でもなく、そういった気質を持った人、そういった疾患を持った人が増えているといえるでしょう。

ネットではだいぶ以前から言われていますが、他人を支配する人、自分のルールで縛る人、自分が最高、自分が正義だと思い込み、周囲の人はそれに従うべき存在と考えている。


こういった人は支配束縛欲があって、周囲の人が自分を敬う、素晴らしいと褒めたたえることを求めます。

これは性格ではなく、自己愛性パーソナリティ障害という精神疾患です。

そこまで酷い状況ではなくても、自己愛が強い、非常に強い、強すぎる人というのはこれと似た行動や言動をするので、障害の前段階ともいえるでしょう。


彼等は自分の考えや理念と同一でないと苛立ちます。

それを言葉で言い表そうとはせず、行動で表現します。

また、相手の話している言葉やその裏にある意味に反応しているのではなく、一つ一つの言葉や表現に対して反応しているのです。

つまり脊髄反射的に行動するという思慮も何もあったものじゃない人達といえます。


怒りは、突然爆発的に起き、それに伴って暴れるという行動がセットになることが多いのですが、キレる代わりにイヤミを言ったり、冷たい視線で見るといったモラハラをするケースもあります。


相談者である奥さん達は被害者を受けながら、いつ爆発するかとビクビクしながら生活をしています。

DVやモラハラが激しく精神的に耐えられない状況であれば法的に離婚の申し立てができます。

別居して安全な環境で暮らすこともいいでしょう。


しかし、酷い環境にいる奥さんはそこまで考えが回らない、どこに相談すればいいのか、何をどうすればいいのか分からないのです。


私が相談を受けているのは、そんな被害者を救うためでもあります。







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