ナンセンスを語る
ペットの鳴き声で何を言ってるか分かるという人。
鳥のさえずりで今日の機嫌が分かる人。
そうやって彼らの心を読んだり聞いたりできる、という人がいる。
ナンセンスな世界で不肖小林も似たようなことをしている。
例えば外を歩いていたら犬が吠えてくる。
そこで立ち止まり、次のように思うのである。
犬は吠えているが本当は、
「オイっ!、おっさん、いい色の服着てるじゃんかよ、どこで買ったんだよ、オイ教えてくれよ、オレも欲しいんだよその色」
なんて言ってるのかもと想像してしまう。
スルーして立ち去ろうとすると、さらに吠えてくる、
「オイっ、ヨー、ちょっと待ってくれよ、知らんぷりしないでくれよ~、オイ!」
なんて言ってるんじゃないかと思ったりする。
また、ゴキブリを発見すると、
「あ~、黒ゴキブリだ!」と思っていると、そのゴキブリが
「おい、ちょっと待て、君は人間中心に階層を考えているが、他の生き物になぜ多様性を適用しないのだ」と言い出す。
「黒ゴキブリのくせに、なんでそんなことを言うんだ」と言えば、
「これは私の僧衣だ、君はチェーホフを読んだことが無いのか」と言い出す、
実にくだらないものだが、こういうことをやってると、いろんな問題を多角的に見ることができるようになる。
さらにある問題を別の形に置き換えて説明したり、極端な事例を出すことで問題点を発見できたりするのである。



コメント