「自分の感情が分からない」という人は増えているのか?
- oryza63
- 12 分前
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自分の感情がよく分からない、自分が何を考えているのか説明できない・・・・というのが「失感情症(アレキシサイミア)である。
この言葉の検索数は増えているようで、うちのブログもヒットしている。
そこで調べてみると「診断結果」は増えていないが「その傾向」は増えている・広がっているのだそうだ。
これは精神科というより「心理臨床」の現場の声である。
何で増えているのか?それは
1.感情表現が「抑圧」されているという意見がある
「感情的になるのはダメ」「冷静さが大人の証」という価値観
特に日本では、「感情=わがまま・迷惑」ととらえる風潮が根強く、内面の感情を“言語化しないまま耐える”傾向が強い。
2.SNSでの“表現過多”と“本音の喪失”
表面ではポジティブな言葉や絵文字にあふれているが、本当の感情にアクセスする機会はむしろ減っている・・・という声がある。
「他人からどう見えるか」が優先され、自分が何を感じているかが二の次になっている。
3.慢性的ストレス・過労・トラウマ
感情は本来エネルギーを使う行為だが、それが弱い。
ストレス状態が長引くと、“感情を切る”ことで自分を守る防衛反応が働き、結果としてアレキシサイミア的になる。
感情が分からないと”何が起きるか”
心が空っぽのように感じる
人とのつながりが希薄になっていく
うまくストレスを処理できず、身体症状(過食、不眠、腹痛など)として現れることもある
「自分が本当に望むこと」がわからず、人生の方向性が見えなくなる
イヤイヤ大変なものである。
オレなんぞけっこう「好き勝手」にやってるし、適当に言いたい事言ってるし、いろんな人と話しているからまだ大丈夫そうだ。
もしオレがこんな風になってきたらアレキシサイミア、というよりボケかもしれん。

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