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「自分の感情が分からない」という人は増えているのか?

自分の感情がよく分からない、自分が何を考えているのか説明できない・・・・というのが「失感情症(アレキシサイミア)である。


この言葉の検索数は増えているようで、うちのブログもヒットしている。

そこで調べてみると「診断結果」は増えていないが「その傾向」は増えている・広がっているのだそうだ。

これは精神科というより「心理臨床」の現場の声である。


何で増えているのか?それは

1.感情表現が「抑圧」されているという意見がある

  • 「感情的になるのはダメ」「冷静さが大人の証」という価値観

  • 特に日本では、「感情=わがまま・迷惑」ととらえる風潮が根強く、内面の感情を“言語化しないまま耐える”傾向が強い。


2.SNSでの“表現過多”と“本音の喪失”

  • 表面ではポジティブな言葉や絵文字にあふれているが、本当の感情にアクセスする機会はむしろ減っている・・・という声がある。

  • 「他人からどう見えるか」が優先され、自分が何を感じているかが二の次になっている。


3.慢性的ストレス・過労・トラウマ

  • 感情は本来エネルギーを使う行為だが、それが弱い。

  • ストレス状態が長引くと、“感情を切る”ことで自分を守る防衛反応が働き、結果としてアレキシサイミア的になる。


感情が分からないと”何が起きるか”

  • 心が空っぽのように感じる

  • 人とのつながりが希薄になっていく

  • うまくストレスを処理できず、身体症状(過食、不眠、腹痛など)として現れることもある

  • 「自分が本当に望むこと」がわからず、人生の方向性が見えなくなる


イヤイヤ大変なものである。

オレなんぞけっこう「好き勝手」にやってるし、適当に言いたい事言ってるし、いろんな人と話しているからまだ大丈夫そうだ。


もしオレがこんな風になってきたらアレキシサイミア、というよりボケかもしれん。


 
 
 

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