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DVモラハラされた
あなたに起きる心の病気

 夫婦間でも知り合い同士でも、あなたを言葉や態度等で攻撃する人には何らかの精神的問題があります。また、探偵としての経験から、浮気を繰り返す、たくさんの浮気相手がいる人も同様な原因があります。
特に夫婦間で起きるDVでは多くの場合、夫が妻を攻撃することで妻が精神的に追い込まれ精神的問題を抱えます。その結果家庭が崩壊してしまうケースが多く見受けられます。

 夫がキレて暴れる、細かい指示を常に出すことで心が休まらない、夫が親や親戚、周囲の人に妻についてのウソを言いふらることで妻を孤立させている、といった精神的な攻撃、モラハラが多く発生しています。
このような中で正常な家庭運営はできなくなり、離婚を考える人も多いのですが、どこに相談したらいいのか分からない、誰に話したらいいのか分からない、といった問題があります。
さらに、相談された人も実態が分からない、自分の想像を超えている、ということで的確なアドバイスができていません。また、行政や弁護士に相談するにあたっても整然と話す事ができず相談窓口の人に理解してもらえない、というケースも起きています。

◆被害者に起きる症状

うつ病

うつ病

 気分障害の一つです。 一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった症状が現れて日常生活に(大きな)支障が生じているとしたらうつ病の可能性があります。 気分障害には、うつ病の他に、うつ病との鑑別が必要な双極性障害(躁うつ病)などがあります。

うつ病になりやすい人

まじめ・責任感が強い・完ぺき主義・人からの評価が高い・道徳観も強い人などに多いといわれています。 人からの依頼を断れずに仕事をかかえ込んでしまうなど、柔軟に臨機応変な対応が出来ずに自分を追い込んでしまうタイプは気を付けてください。

不安症

不安症

 身体に現れる症状として自覚するものは、「どきどきする」(動悸)というのもそのひとつですが、その他にも「胸がしめつけられる」「息が苦しい」「冷汗が出る」「体が震える」「フラフラする(めまい感)」「手足のしびれ」「脱力感」「頻尿」「のどが渇く」「眠れない」「頭痛」など、さまざまな症状が現れます。

不安症の原因

人間関係の破綻や生命を脅かす災害への遭遇など、環境的なストレスが引き金になることがあります。 ストレスにうまく対応できなかった、過剰なストレスを受けたことといった対応が不適切な場合や、出来事に打ちのめされた場合に、不安症を発症することがあります。

強迫症

 意志に反して頭に浮かび払いのけられない考えを強迫観念といい、ある行為をせずにいられないことを強迫行為といいます。 不潔に思って何度も手を洗う、それこそ手がボロボロになるまで洗う、戸締りなどを何度も確認せずにはいられないなどがあります。 心の病気であることに気づかない人も多くいます。普段の生活に支障をきたす状態であれば強迫性障害となります。

強迫症になる人の特徴

強迫症

 真面目で几帳面、細かいことにこだわるという性格の人に比較的多くみられます。 きっかけとしては、男性の場合、学業不振や進学、過労など、女性は異性関係、結婚、妊娠、出産、育児の悩みなどが多くみられます。 「強迫性障害」は、その約3分の1の人がうつ病を伴います。

カサンドラ症候群

カサンドラ症候群

 アスペルガー症候群の伴侶を持った配偶者は、コミュニケーションがうまくいかず、理解してもらえないことから自信を喪失し、そこからいろいろな症状が現れます。世間的には問題なく見えるアスペルガーの伴侶への不満を口にしても、人々から信じてもらえない。その葛藤から精神的、身体的苦痛が生じるものと言われます。 また、配偶者や家族に対しては自己愛が強い、支配的な伴侶の場合、外部にはその面を見せないため「よくできた夫」、「能力のある人」という印象が強く家庭内の問題を打ち明けても理解してもらえないことがよくあります。

カサンドラ症候群の症状

 カサンドラ症候群での症状としては偏頭痛、体重の増加または減少、自己評価の低下、パニック障害、抑うつ、無気力などあります。一般的にはアスペルガー症候群の伴侶を持つ者の二次障害として問題として注目されています。
 夫との情緒的交流がうまくいかない妻は、理由はわからないけれど苦しい、周囲はその苦しんでいること、苦しみを理解してくれないという二重の苦しみの状態に置かれます。
本人が問題の本質がわからないこと、周囲が問題の存在を理解してくれないこと、この二つの要素が現在のカサンドラを巡る問題の本質になっています。

複雑性PTSD

複雑性PTSD

 通常のPTSDは災害や事故など「一時的」に起きた現象からのトラウマですが、複雑性PTSDは長期にわたる酷い環境の中で生まれます。
家庭内暴力や虐待モラハラなど、自分ではどうすることもできない環境、逃げることができない状況の中でそれが繰り返されることで起きる症状です。

​複雑性PTSDの症状

  • 感情麻痺する、感情の起伏が大きく調節ができない

  • 自分自身を否定的にとらえる、自己肯定感が低下する

  • 社会を否定的にとらえがち

  • 相手を否定的にとらえがち

  • 対人関係で相手との距離を取りにくくなる

  • 相手への期待・評価が両極端になりやすい ...

  • 自分に問題があってもそれを他人のせいにする ...

  • 支配と被支配の関係から逃れにくい

  • ​人と会うのが恐くなる、会いたくなくなり引きこもりがちになる

◆それがDV・モラハラだと分からない人が病気になる

 配偶者からの直接的な暴力だけをDVだと思っている人がたくさんいますが、DVには6つのパターンがあります。精神的に追い込むもの、生活費を入れないといったこともDVとされています。
それを知らずに生きることで複雑性PTSDへと進行します。
おかしい、ヘンだ、配偶者との意思疎通に問題がある、配偶者が暴力を振るう、配偶者から嫌がらせを受けている等、「自分がおかしいからこうなる、自分が悪いからこうなる、すべて自分のせいだ」と思わず、オリザリサーチに相談してください。
​個別相談であなたに起きている「現状の説明・解説」、「今後の展開予想」、「あなたが考えるべき道筋」をアドバイスします。

 

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