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執筆者の写真oryza63

YouTubeの広告を見ていて思う事

更新日:8月7日

思うも何も、どれも詐欺広告じゃんかよ。

と思うくらい、「簡単に儲かります」「簡単にできます」なんていいう副業広告がやたらと増えたな。

景気が悪くなると、こういった広告が増えるのは昔から同じで、それに引っ掛かる人がたくさんいるからだ。


他には動画で「副業」を勧めるものや、「講座」を作って大儲けとか、「AIで無限に」動画を作れるとか、おっそろしい程に副業ネタや詐欺師が「カモ」を探している。

以前、知り合いの会社に「YouTubeで動画を作るといいですよ」といった動画制作の営業が来て随分と話したらしい、トンデモナイことにそこの会社は自社広告でYouTubeは使っていないのが後で分かったらしい。


そういえば「YouTubeが儲かります、宣伝できます」と言っているヤツの中には、自分の動画チャンネルの無いヤツ、つまり動画を作った事が無い奴もたくさんいる。

もう何でも言ったモン勝ちである。


動画につく広告で収入が入って大喜び、なんてのはもうはるか昔の話しである。

当時は「1再生10円とか15円、またはもっと」だったような話も聞く。

しかし今ではジャンルによって違うが「1再生0.1円~0.9円」くらいで凄く良くて「1円」程度らしい。

うちの場合だと収入は「月7千円」くらいである。

これがショート動画になるともっと低くて「100再生で1円」である。



広告収入が得られるようになるには条件があって、オレの時は

年間再生時間が4,000時間以上

登録者数が1.000人以上

であった。

今は登録者数は500人以上に緩和されている。


「なんだその程度かよ」と思うだろうが、以前の基準を達成していた人というのは

動画を制作している人(YouTubeではクリエーターといっている)全体の10%ちょいである。

今でもそんなものであろう。

オレも最初の半年間の記録では

総再生時間が50時間

登録者が12人程度であった。

その頃は「4,000時間」なんて達成できる等とは想像もできなかったのである。


だから動画を作って2~3本で止める人や、数ヵ月で止める人が圧倒的に多く、始めた人の95%以上が挫折しているともいわれる。

最初の頃のオレの数字を聞いて笑っていた奴で、「俺ならできる」といって始めたのも数人いるが一人を除いて皆止めてしまった。

続けた一人は、「苦労が分かった」と言って後から謝ってきたくらいである。


オレは時々「再生数が低い動画」を探して見ているが、5年で10回とかザラに出てくる。

10年で100回いかない動画だってかなりある。

みんなは「お勧め」に出て来るのを見ているから「再生数数十万回」というのだけ目につくのだが、実態は物凄い量の「屍動画」が転がっているのである。



それにしてもオレもよくも作りに作ったりである。

削除した動画は60本程あるが、それでも600本が生き残っている。

4年余りでこれだけ作ったのである。

ここから相談や調査依頼が来たり、出張依頼が来ているのだから大したものである。


そのオレが思うのは、

AIとかで簡単にできないよ

稼ぐのは大変だよ

そこから講座に引っ張るのは大変だよ

といったことである。

中には成功するのもいるだろうが、それだけを強調して見せているので実態は死屍累々である。







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