いるんだよ、こんな人が。
60代女性の会員だが、何度か引っ越しいていて新たな住居でも同じ事を繰り返している。
以前の場所を管轄する警察はDVについて明らかに知識不足で、仲裁に入るだけの事が多かった。
しかし新しい場所では騒ぎが起きて警察が来たら早速「事件化しますか?」という言葉を掛けてきた。
事件化することでDV事案として県警本部に登録され、登録電話番号から110番されると所轄の警官と生活安全課の刑事がセットで来てくれる。
即応体制が作られるのだが、御多聞に漏れず、彼女も「しません」という答えをしていて大きなチャンスをみすみす逃したのである。
「私は彼の行動が分かります」「今まで何度もうまく逃げてきました」と言っているが「何事にも最初はある」のだから次の成功するとは限らない。
次が自分の命日になる可能性もある。
精神疾患での行動は「一気」にエスカレートすることもあるので、「今までと同じ」は通用しない。
何度も言い聞かせてきたのだが、この人は無理かもしれん。
精神疾患を甘く見ていると自分が痛い目に遭う可能性は高い。
自分であれば「仕方ない」で済むが、他人に対して異常行動を起こす事もあるので「ケツ拭き」をする羽目になる可能性だってある。
今回のチャンスをうまく利用できればうまく離婚できて、離れる事もできただろうが、次のチャンスはいつ来るかまったく分からない。
また、彼女は「自分が出て行ったら、大切なものを壊されるかもしれない」と言って、逃げる事を拒否しているのでどうにもならん。
今までも相談で似たような事に遭った人の話しは聞いてきた。
大ケガした人、半身不随になった人、何人もいるがどの人も「大丈夫だと思っていた」という人ばかりで一気に攻撃力が増してきた事に驚いていた。
ある意味、覚せい剤やシンナーでラリっていると同じだからね。
繰り返すけど、「何事にも最初がある」と言う言葉を忘れない事だ。
死ぬのだって誰しも初めてなんだからね。
自分の命と家財道具のどちらが大切なのか分かっていないとしか言いようがない。
最悪「死ぬか、大ケガして入院生活か」といった所である。
何もなければ「めっけもん」といったところだな。
Comments