千葉県で起きた自動車事故の裁判で、「運転者は境界知能の持ち主」という申し立てがあったようだ。
この境界知能というのは、IQにして70~80辺りを言うようで、正常の範囲からは低いが知能の遅れは無いというややこしい領域である。
平均知能ではないが、知恵遅れではない、これが境界知能の定義。
事故を起こしたのは19歳の女子高生というので3年生だったのだが、免許を取って3か月後の事故で4人死傷である。
それまでの間に3回の事故や交通違反を繰り返していて、親が鍵を隠したり、ハンドルをロックさせたりして運転できないようにしていたが、それを突破して深夜車を持ち出して友達を乗せ事故ったのである。
境界知能だと「こんな事をする」だけではなく、一番問題なのは道徳観念、倫理観が欠けていてさらに、法律を守るという頭を掛けているのである。
こういった人間が運転免許を取れることに驚くが、すでに運転している人間の中にもこんなのがたくさんいる。
しかし、IQが低いだけで判断されても困る。
世の中にはIQが高いけど、倫理や道徳が欠けている、法律なんぞクソ食らえ、という人間もたくさんいる。
こういう連中は境界知能というよりも、人間と動物の境界にいるような生き物で「境界人間」とでも言える「クズ人間」なのである。
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