DVやモラハラがある、虐待する、浮気する、といったことが原因での離婚は多いものだ。
性格の不一致というものあるだろうし、趣味嗜好がまったく合わないからイヤだというのもあるだろう。
離婚する人はそれぞれに理由や原因があるのだから当然か。
しかし、そういったことから離婚を考える人の中にはこの先の生活を考えて躊躇する人だって少なからずいる。
仕事に就けるか、うまくやっていけるかといった不安もあってなかなか決心がつかない。
夫はイヤだけど、心配の方が大きいので諦めるひともいるだろう。
こんな時は無理に離婚しなくても大丈夫、別居という手もあるし、家庭内別居という選択もある。
家庭内別居となると生活圏は一緒だけど、相手に構わない、気にしない、スルーするといったことで精神的に切り離された生活をすることになる。
実際に、マンション暮らしだけど夫が居間にいる時は自分の部屋に閉じこもって顔を合わせない、トイレに行った時にササっと移動するといったことをしている人もけっこういたりする。
これが戸建てになると１階と２階で分離された生活を続けていたりもする。
慣れてきた人の話しを聞くと、「この３か月くらい夫の顔を見ていない」「夫の声を聞かなくなった」という強者もいて、そのうちダンナの声が雑音程度にしか聞こえなくなるのでは？と思っている。
イヤな相手と直接顔を合わせて話しをする、というのは苦痛らしいのでそれでいいだろう。
同じ空間で同じ空気を吸うのはイヤだとまで言う人もいるが、これは我慢するしかない。
こうやって応急処置といえる形で精神的別居状態を作り出している人もいるので一つの参考としてみるのもいいだろう。
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