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執筆者の写真oryza63

追いかけると逃げる、逃げると追いかけて来る

昔からの商売に関する格言というか、普段の生活にも通じるものである。


金が欲しくて、必要で追いかけていくと、金の方が逃げて行って貧乏になる。

お客さんが欲しくて追いかけると、これも逃げていく。

反対に、借金から逃げると借金取りが追い掛けてくる。

こんな話しだったと思う。


この「逃げると追いかけて来る」「追いかけると逃げる」というのは人間の感情や思いにも似ている。

嫌いなヤツから逃げる、離れようとすると、どういう訳か相手がしつこく絡んでくる。

好きな相手にどんどんアタックしていくと嫌われて避けられる。

こんな話しはよく聞く。


付き合っていた相手、夫や妻がイヤで逃げると、追い掛けて来ることがある。

リアルで追いかけてこなこなくても、夢で出てきたり、その友達が連絡してきたり。

本人から電話やメールが来ることだってある。


まるで「無意識」というネットワークで繋がっているんじゃないか?

「怨念」という意識で繋がっているんじゃないか?と思ってしまうくらい関係が続くこともある。


スピリチュアルはそれほど信じない、信じたくないが、信じざるを得ない事もある。

探偵や相談を受けていると「どう考えても変だ」という事があるし、そうなってくるとスピ系か「神」がいるのではないか、なんて思ってしまう。


では、どうすればいいんだ?となると。やっぱり忘れるしかない。

毎度言っているように、新しい楽しい思い出を作り、経験して記憶を上書きするしかなかろう。

もっと酷い経験をしても忘れるかもしれないが、そんなのは最悪だ。

必ず、楽しい、嬉しい、満足、もっと良い、といった経験でないとサイテーの人生になってしまう。


逃げているのに相手が「追いかけて来る」のであれば、まだまだ自分の中で相手を認めている、求めているのかもしれないし、贖罪意識があって「悪かった、ゴメン」なんて思い続けているのかもしれない。


相手が、何かしらの「パーソナリティ障害」を持っていれば、こういった贖罪意識を持たせる能力は優れているし、「私が何とかしてあげよう」と気持ちにさせる能力も持っているから、自由自在に操られてしまう。


相手を思う事で、「意識や心のチャンネル」が繋がってしまう。

それをさせないためにも、新しい事に意識を向けるべきであろう。













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