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執筆者の写真oryza63

車の芳香剤について思ったこと

芳香剤の香りが漂ってくる車が時々いる。

人の好みは千差万別で、カーショップへ行けばたくさんの種類が売られている。

オレも昔は使っていた。


今は使っていないので只々「懐かしい」の一言である。

昔愛用していたのは、多くの人から「怨嗟」の声が出る「ココナッツの香り」であった。

「気持ち悪い」「頭が痛くなる」などと男女問わず嫌われていたのである。

「オレはいいと思うけど」と言おうものなら、「嗅覚が異常だ」と指摘される。


ブーイングが酷いので一時は「バニラの香り」を使っていたが、これも同様で「異常者」扱いされる始末であった。


そんなに酷いものなのか?

コパトーンみたいでいいじゃないか?

サーファーじゃないのに、そんなの使うのはオカシイのか?


嫌悪の対象であったが、探偵で車を使うようになってからは「そういった」趣味は止めてしまった。

今はタバコの臭いだけである。

ところが、こっちの方がまだココナッツの香りよりマシなようで、老若男女問わず「文句」を言う人はいないのである。

ココナッツの香りがタバコより嫌われるのは何故だろう?





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