top of page
  • 執筆者の写真oryza63

警察へ同行した話し

先日の話し。

行政のDV相談したら「警察への被害申告をするように」と言われた女性に同行して警察署へ行ってきた。

話す事を事前に聞いて纏めて書類にするまでの依頼であったが、本人が警察へ行くことにビビってしまい同行することになった。


東京近郊ではあったが、待ち合わせ場所で合流して「イザ!警察へ」。

事前に連絡して日時を指定されていたので、受付で説明して生活安全課へ。

生安は探偵業も担当しているので、言ってみれば親元のような部署である。


本人だけが中へ入り、付添いは通路のベンチで待つこと1時間余り。

することもないのでベンチで居眠りして待っていたのである。


行くまではビビっていた本人も、終わって出てきた時はけっこうスッキリした顔である。

これでDV被害が登録され、今後、本人の携帯からの110番発信は本部で「DV被害案件」として表示され、制服警官と所轄の生安刑事が出動する形になった。


DVの被害では傷害や暴行、脅迫というのも絡めることができるので、こういった登録をしてイザという時に備えるべきである。

内容次第では、「泊まらせますか?」と聞いてきて一晩留置場へ入ることもある。

うちの案件では、ダンナが引っ張られて10日間の勾留となったケースもある。

さらに、「訴えますか?訴えた方がいいよ」と言われることもある。

被害者が被害を訴えないと事件化できない親告罪なのでこれを聞かれる。

ここで「イヤいいです」とか「次にやられたらします」等と甘い事を言う奥さんもいるが、ハッキリと事件化すべきだと思う。


「次に」等と言っていたら、その時が「人生最後の日」になってしまう可能性もある。

DV、特に暴力は「次」に何が起きるか分からないので、甘い事、変な優しさや同情は掛けない事が鉄則だと思った方がいい。





閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示

تعليقات


bottom of page