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話し相手か、茶飲み話の相手か

過日、話し相手というか、年上も年上の人の話し相手をする機会があった。

機会とは言っても仕事の依頼だったのだが、珍しい依頼でもあった。


話し相手とは言っても相手がしてくる話しを聞いて、合いの手のようにいろいろ繰り出すのだが、当然話題は昔の事ばかりである。

しかしそこら辺はいろいろ知っているモノが多い。

理由は、昔からこの手の話しには慣れているのである。


自分より10~20歳、イヤ、親やその親戚との会話を入れれば自分より40~50歳上でもそこそこ話しはできるし、中身も理解できる。

さらに言えば、小説などを読んでいると明治から大正当たりの話しもなんとか追いつける。


東京弁なら昔言葉もなんとか理解できる。

あちこち旅して回ったので地方の話しもなんとかなる。

外国は無理だが、少しの知識ならある。


まぁ、高齢者は外国よりも日本の話しが大部分というか、そればかりなのでこんな自分でも相手ができるのである。

そんな事を話していると「自分はいつから生きているのか」と疑問に思う時がある。

ヘタしたら大正頃には存在していたのかもしれん。

幕末から明治にかけての近代文学を読んでいたことで、その辺りの話しというか習俗などがある程度分かるのかもしれん。











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