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記憶の紐付け

執筆者の写真: oryza63oryza63

調査や相談を受けていると、しばらくの期間が空いて連絡をくれる人がいる。

何度も話しをしている人(たぶん数十時間とか何百時間とか)は別として、数時間くらいの話しだった人の記憶が浮き上がってこない事がある。


これは何もポンコツおやじになったからではない。

どの人も「以前相談した●●です」という言い方でコンタクトを取ってくるためである。

名前や案件の内容で覚えていないのである。


では何で記憶の紐付けをしているかというと、「名前と住所」である。

住所と言っても細かい話ではなく「●市●町」とか「●市の●区」といったものである。

名前は「姓名」の組み合わせである。

ここから話しの内容が蘇り、状況を思い出せるのである。


たぶん、どの人もそんなものだろう。

これが記憶倉庫から引っ張り出す時の暗証なのである。

だから、相談受ける時に、名前を住んでいる所を聞くのである。

これが無いと思い出すのにけっこう時間がかかり、内容や状況を思い出すのにも時間が掛かる。

しかし、多くの相談者はこれを秘密にしたがるので、間が空いた時の相談ではモタモタしてしまう。

まぁ、相手はオレの事を信じていないのだろうから仕方がないが、それだったら一発で終わりにしてもらいたいものである。


「あれだけ言ったのに覚えてないんですか」というのも時々いる、「うるせぇ~」である。

さらに困るのはLINE経由の相談で、名前がニックネームになっている人である。

こうなると丸っきり覚えていない。

自分の名前をちゃんと言ってきた人であれば、LINEの名前をこちらで書き換えているので対応可能だが、それが無いと皆目見当がつかない時がある。




 
 
 

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