個人的には無理、だと思っている。
時間を掛けて、何十年も治療を続けて行けば、治るというか改善の様子が見られるかもしんれが、期待はできん。
いろんな人の相談や話しを聞いていて、酷い症状の家族の治療に付き合ってきて「10年、20年」なんてのはザラであった。
ザラ、というより最低でもこれくらい掛かるのであろう。
治る、といっている人や医者は「薬」で抑えているケースが多い。
この薬にしても強いし、常習性が出てきて無いと不安感が増して大騒ぎ、になることもある。
また、鬱傾向が出ると大抵出される薬は、「精神安定剤」「睡眠導入剤」+「胃薬」あたりだが、眠剤や抗うつ剤が年々強力になってきている。
高齢者向けにも出ているのだが、会員の看護師が貰って飲んで(本当はイカン)みたらかなり深い眠りについたそうだ。
さらにオーバードーズしたら(本当にこれはイカン、危ない)丸二日眠っていた。
なにせ、オレと電話で話している最中に飲み、1分後にはイビキをかいて声掛けに反応しなかった。
医療関係者はオーバードーズをするようだが、怖いモノである。
過去に、知り合いの「うつ病夫」が何度もこれをして、本当にあの世に行ってしまっている。
嫁さんにとってはいつもヒヤヒヤだったが、かなり心がズタズタにされていた。
怖いモノである。
また、夫が発達障害と診断された人は、「歳をとれば丸くなりますよ」という医者の言葉を信じていたが、ぜんぜん丸くならず余計尖ってしまい、泣きは入るわ絶望するわ、であった。
他の人も似たようなもので、共通しているのは「ダンナを殺す」事くらいである。
あの手この手を考え、その都度「こんなのはどう?」と聞いてくるのである。
虫歯が治る、胃痛が治るとは違い、精神科では「寛解(かんかい)」を使う。
寛解とは、病気などが一時的によくなり、症状が抑えられている事である。
完治とは違う、全快とも違うのである。
寛解まで薬を飲み続けることで、別のダメージもあるしな。
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