知らないと痛い目に遭う
- oryza63
- 4月15日
- 読了時間: 2分
「あの人はメンヘラだ」「話しが通じない奴だ」「すぐ怒り出す」「DVする」「浮気している」等という事で近寄り難い人がいる。
特に精神的問題を持つ人は普通の話しが通じないものだ。
しかし、こういう人を説得しようと努力する人もいる。
「倫理的に」とか「道徳的に」など道義的問題について話しをして納得させようとする人がいる。
「話せば分かる」という理想論で説得するのだが、相手の方が一枚も二枚も上手で「そうか分かった」と納得する「フリ」でごまかしてしますことが多い。
「ほら見ろ、彼も道理が分かる人なんだから安心しろ」と言っていたら、また問題を起こすなんてのはしょっちゅうある。
普段の行動や言動を見ていれば「そいつ」が正常かどうかなんてのは分るのだが、そんな事を知らない人に限って正論をぶちかまして話し合おうとする。
最近も、浮気を繰り返し、何度注意しても止めずかれこれ数十年という夫に対して、親族が集まって彼を「糾弾」する親族会議を開く、という話しがあった。
このオッサンは激高すると大暴れして、高齢の母親に馬乗りになったり、壁を蹴り飛ばして穴を開けたり、と興奮すると見境のなくなる人間だそうだ。
そんな人間をどうやって説得するつもりなのか、どうやって納得させるつもりなのか?
例えば「英語」しか話せない、「英語」しか理解できない人間と話す時どうする?
こちらが英語を使うのか?
それじゃ相手がキチガイだったら、こちらもキチガイとなって対話するのか?
「話せば分かる」というのは相手がこちらと同じ「考え方」「道徳観念」「倫理観」等を持っている時にしか通用しない言葉である。
話せば分かる、何て言ってるのはオレから見れば「何も知らないバカ野郎」でしかない。
そんなことをしているから「痛い目に遭う」のだし、「酷い人生」になってしまうのである。

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