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執筆者の写真oryza63

来週は春分の日がある

春分の日というと「昼と夜」の長さがほぼ同じと言われる。

それ以外に知るモノはあるだろうか?


春分の日には太陽が「真東」から昇る。

その時太陽のバックにある星座は、太陽が進む道である「黄道」上にある。

この道には12の星座があって「黄道12宮」等と言われる。

太陽がバックにする星座は定期的に変わる。


今はうお座から水がめ座への移行期である。

これらの星座を順番に背にして太陽が昇るのだが、一つの星座が2160年ほど続く。

うお座から移行するということは、今まで2160年余りずっとうお座を背に太陽は昇っていたのである。


宗教、それも古代から続くものでは「その時代の星座」が重視されて、ある時はマークとして使われる。

今のキリスト教も初期の頃には十字架ではなく「魚」の形が使われていたような話しもある。


さて、この黄道12宮だが、太陽の通り道にあるので順番に巡ることになる。

一つの星座で2160年として全部回ると(2160×12)=約2万6千年だ。

ということは、次に太陽がうお座を背にするのは2万6千年先となる。


今度のみずがめ座も2万6千年ぶりの到来となる。

前回これを見ていた人は何を思っていたか、どんな暮らしをしていかた、などと考えると楽しくて仕方がない。


日本であれば、縄文時代(新石器時代)以前、ということで旧石器時代になる。

今の九州辺りにあった「姶良(あいら)火山」が大爆発した頃でもある。

そんな事考えると楽しくないか?



さて、春分や秋分の日を「彼岸」とも称している。

彼岸とは「向こう側」つまりあの世であって、お彼岸とは「あの世に一番近づく日」でもある。

フリードリッヒ・ニーチェの本で「善悪の彼岸」というものがある。

善と悪の向こう側、善と悪を超越した考え、といったもの。

善と悪、真と偽、といった考えはくだらない、といった事を述べている。

オレの話している事はここら辺がベースになっている事が多い。











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