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札幌首狩り事件の裁判l

去年7月のススキノ首狩り事件の裁判が先日あったが、みんな知ってるか?

田村親子の事件だが、その内容が週刊誌のネット記事に出ていた。


弁護側の意見では、やはり娘は統合失調症と多重人格(解離性同一性障害)を発症していた。

厳罰回避のためではなく、20代以前にすでに発症していたようだ。

家に頭部を持ち帰って数日後に母親に「戦利品」を見せ、触らせようとしたらしいが、母親は卒倒したらしい。

さらに、持っている様子をビデオに撮らせようとして拒否され、父親にそれをさせたり、顔を剥いで、それを瓶に入れて部屋に飾っていたらしい。


もはや家族ではなく女王様と奴隷の関係が長く続き、親はそれぞれの役割名称で呼ばれていたらしい。

そして自分については「●●はとっくに死んだ」と言い出し、ゾンビとして生き残り、別名で自分を呼んでいたという。

完璧な多重人格であろう。


これで殺人や死体遺棄の罪には問えなくなると思う。

刑法39条、心神喪失者及び心神耗弱者の責任能力に関する規定により、心神喪失者の「犯罪が成立しない」となって行為者である娘は罪には問われない可能性がある。


ただし無罪となって放免されても「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」によって病院送りになるのは確実だ。


それでは「親」はどうかと考えると、母親は娘の支配下にあって自由な意思表明ができなかったとなれば、やはり罪には問えないのではなかろうか。

父親については、娘の行動をサポートしたりしているが、家の中での序列や支配環境からすれば母親同様の結果になるかもしれない。


多重人格というのは恐ろしいモノで、犯罪を犯したその時の人格が罪を犯したのであって、その人格以外は無罪であろう、という考えがあるので如何ともしがたい。

バカみたいな話、バカみたいな事件、と思うだろうがオレが聞いきたDVや崩壊家族の中には、このような多重人格者がいてそいつが支配しているケースもある。


ちょうど尼崎事件の角田美代子のようなものでもあるし、北九州監禁殺人事件の「松永? 」だかと同じようなものである。


自己愛性パーソナリティー障害にしても境界性パーソナリティー障害にしても怖いが、統合失調症や解離性同一性障害(多重人格」はもっと怖い事を仕出かす事もある。

いったい何が狂暴な人格を作り出し、抑えられなくなるのか?

何が原因でたくさんの人格を作り出し、それを纏める事ができなくなるのか?

まぁ、纏められないから「統合」が「失調」している事になるのだが。







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