消防でも自衛隊でも機動隊でも、暑さ対策として5月くらいから暑熱順化の訓練があったりする。
訓練とはいってもフル装備でのランニングで暑さに慣れるようにするだけである。
消防でも機動隊でも装備が20キロ~30キロになるのでタイヘンだし、防護服や出動服も「薄っぺら」ではないのでこれまた難行苦行である。
機動隊が訓練に使っている「大盾」は10キロ以上あったりする。
自衛隊もあの戦闘服にはいちおう「夏冬」の違いはあるが、ほとんど違いは感じられない。
行軍訓練になれば背嚢は20キロくらいだし、役割分担での装備品が20キロくらいにあったりする。
そんな中で、自衛隊の化学科の装備、特に除染用は地獄である。
上下一体になっている防護服はゴムのようなだし、それにマスクを付け、ゴム手袋して長靴である。
夏場にあれで作業すると1時間程度で長靴に汗が溜まりブカブカしてくる。
脱げばタップリ溜まった汗がこぼれて来る。
スーパーサウナ服である。
顔がかゆくても防護マスクは取れない、トイレ行きたくても服は脱げない。
オレは未だに暑熱順化ができてないな。
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