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  • 執筆者の写真oryza63

探偵の出張・・・「ここはどこだ?」

調査で出張する、それも東京から遠く離れた地域へ行くことも時としてある。

相手を追って関西や九州へも行くし、依頼内容によっては遠くの町で張込みや監視をする。

そんな時、日帰りはあり得ないので泊りとなるが、これを繰り返すと目が覚めた時、自分どこにいるのか分からなくなることがある。


朝でも夜でも、ふと目を覚ました時に周囲の部屋の景色を見て「ここはどこだ?」と思うのである。

あちこち泊まっていると今度は、自分の家で目を覚ました時に「どこだ?」と思うこともある。

さらには、車で出張して途中で寝た時も「ここはどこだ?」「なんでここにいる?」となってしまう。


コロナ前までは出張の数が今以上だったので、「ここはどこだ?」がよくあった。

車で寝る事もよくあったので、一時期は家の布団で寝るより車で寝た方が熟睡できたこともあったという散々な生活だった。


最近になってだんだんと「あの時」の生活が戻ってきたようで、またまたホテル予約が増えてきた。

自分としては「もうちょっといいホテルに泊まりたい」のであるが、予算の関係上5千円以下、時には「2500円」なんていうのを使う。

寝に帰るだけならいいだろう、と思われるかもしれないが、そんな部屋でパソコン打ったり電話連絡していると息苦しくてタマランのである。


それでも車中泊よりはいいか・・・。

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