感情の激変を起こす人
- oryza63
- 4月24日
- 読了時間: 1分
感情の激変というと「感情の起伏が激しい人」となるが、うちの相談では激変どころではない人が多い。
「瞬間」で変わるのである、まるで京劇の「変面(へんめん)」の如く一瞬で変わる。
家で何気なく声を掛けたら烈火の如く怒って振る向きざまに「パンチ一発」なんてのはザラである。
「何が彼をそうさせるのか」などと映画のタイトルの様な事を思うのだが、分かる訳ない。
クビを絞めたり、馬乗りになって殴ったり、物を投げつけたりと「悪魔の棲む家」か「ポルターガイスト」かと思うくらい恐怖が満載である。
こんなのを聞くと「それは自己愛性パーソナリティー障害だよ」と言う人も多かろう。
昨日はなぜかこの名称がTwitterでバズっていてたが・・・・。
みんなはそう言うが、パターンとしては瞬間湯沸かし器と言われるのは「境界性パーソナリティー障害」である。
ただ、こういった名称を知ったからと言って「災い」が消え去るものではない。
常に「今そこにある危機」なのである。
このことをしっかりと頭に刻み込んでおかないと、「今日は気分がよさそうだからヨカッタ」などと言って安心してしまい、致命傷を食らう事もある。
「気を抜くな」「危険を認識しろ」「できれば離れろ」である。

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