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感情の激変を起こす人

感情の激変というと「感情の起伏が激しい人」となるが、うちの相談では激変どころではない人が多い。

「瞬間」で変わるのである、まるで京劇の「変面(へんめん)」の如く一瞬で変わる。


家で何気なく声を掛けたら烈火の如く怒って振る向きざまに「パンチ一発」なんてのはザラである。

「何が彼をそうさせるのか」などと映画のタイトルの様な事を思うのだが、分かる訳ない。

クビを絞めたり、馬乗りになって殴ったり、物を投げつけたりと「悪魔の棲む家」か「ポルターガイスト」かと思うくらい恐怖が満載である。


こんなのを聞くと「それは自己愛性パーソナリティー障害だよ」と言う人も多かろう。

昨日はなぜかこの名称がTwitterでバズっていてたが・・・・。

みんなはそう言うが、パターンとしては瞬間湯沸かし器と言われるのは「境界性パーソナリティー障害」である。


ただ、こういった名称を知ったからと言って「災い」が消え去るものではない。

常に「今そこにある危機」なのである。

このことをしっかりと頭に刻み込んでおかないと、「今日は気分がよさそうだからヨカッタ」などと言って安心してしまい、致命傷を食らう事もある。

「気を抜くな」「危険を認識しろ」「できれば離れろ」である。



 
 
 

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