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執筆者の写真oryza63

恨みは晴らすべきか、仕返しはすべきか

夫婦関係や交際といった関係の中でDVやモラハラをされ続け、それに怒りを持つ人は多い。

離婚の協議から裁判の中でそれを晴らそうと努力する人もいる。

つまり慰謝料をたくさん取る、婚費をしっかり取るといった金銭的な仕返しだ。


しかしそれ以外に「仕返し」をしたいと考える人間もいる。

いろいろあるだろうが、それで気が済むならすればいい。

勧める訳でもないが「いいんじゃないの」である。


「やられたらやり返す」という人はたくさんいるが勝手にすればいいだけで、それを宣言する必要もない。

「気持ち表明」なんぞせずに、隠れてサッサとすればいいだけである。

なのに宣言する、というのは自己顕示欲かそれとも「止めて欲しい」のか?

そんな事を繰り返していると当人が「自己愛ナルシスト」になっていく。

ウイルスのように、関わった人に伝染していくのだ。


毎度思うのだが、こんな仕返しをするよりは「早く忘れて」縁を切る事の方が先決だ。

人それぞれだが、その人は忘れないくらい「悔しい」思いをしたのだろう。

でも仕返しして「スッパリ忘れる」ことができるのだろうか。

それも人それぞれだから何も言わない。


あーだこーだ言っても、その考えで固まっている人は変更不能だから、何を言ってもムだであろう。

ウダウダ言っているよりサッサと「悪縁」を断ち切るべきだ。

金は欲しいし必要だが、それで関わり続けて「相手の思う壺」に嵌って行く人もいる。


縁を切るために関係が続き、忘れるために「相手を思い続ける」という矛盾もいい日々が続く。


恨みだ仕返しだ、と言っている人ほど「縁を切る」事ができないし、相手に支配され続ける。

そして自分も同じ種族になっていく。













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