提供しているサービスで「心のリハビリ」というのがある。
たくさん話して問題点を探り、そこから改善策を出し、それをマンツーマンで実行していく、という単純に思えるレッスンである。
しかし、この方法ってのは精神科でよく使われる「認知行動療法」なのである。
あっちは、カウンセリングで問題点を当人に発見自覚させ、その改善策を提案してプランを作り課題を与え自分で実践させ、次回のカウンセリングで反省会をして、新たな課題を与え次回のカウンセリングまで自分で実践させる。
こういう流れになっている。
うちでしているのも同じようなものだが、大きく違う点はカウンセリングではあくまで「当事者」が話し考える、そしてカウンセラーはそれを聞き、方向性を作り出し実践のための提案をすること。
そしてその経過を定期的に聞き取り、修正していくこと。
対してうちの場合は、話しをするのは同じだが、それこそ過去に遡って問題の根源を探り出す。
そして当事者にもそれを認識させ、お互いに問題点を共有する。
アドバイスしてプランを作ってと言う点は似ているが、実践については「いつでも話せる」「迷ったら聞ける」ようにし自己肯定感の低下を防ぐために「良い点をたくさん挙げて褒める」ようにしている。
ここがマンツーマン対応ということで、大きな違いといえる。
だから回復速度が速いのである。
結局、短期間にどれだけ時間を掛けたか、どれだけたくさん話したか、どれだけたくさん相手をしたか、という事に尽きると思う。

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