この間書いたように、今月中に引っ越すことになり着々とその準備を整えている。
整えている、とはいっても持って行かないモノを捨てる作業の連続である。
持っている家財の9割余りを処分して、新しい生活を始める。
今の所には15年余り住んだので物もたくさんある。
思い出のものもあるが、ここら辺もぜーんぶ処分というかほとんど処分である。
次の住処、取りあえずの住処であるが狭いので持って行く事ができないから捨てるしかない。
服もあるが必要なものを除いて処分だし、布団等もあるがこれも処分、タンスやロッカー、机も処分である。
毎日処理センターへ運んでいるのだが、延々と続くので疲れる。
能登の地震や台風の被害を受けた人はこれをずっとしているのかと思うと、こちらはまだまだ楽ちんである。
それにしても家財というか荷物は知らない間にどんどん増えてしまうものだ。
さらに家電を処分するにあたっては、古い物だと処理費用が掛かったり、引き取ってもらえないという面倒もある。
考えようによっては、同じ所に長く住む、同じ家電を使い続けるのは考え物かもしれん。
せいぜい5年くらいで移動を繰り返すような生活がいいのかも。
なんなら「おいでよ」と言ってくれる人の家に転がり込んで、暫く同居するような生活もいいかもしれん。
フーテンの寅さんのようにあちこち移動して住みついて、全国を回るのもいいかも。
どうせ、仕事はスマホとパソコンとネット環境があればやれるようなものだし、今回のようにオレの頭を必要としてくれて、そこにお金を払ってくれるのであれば、定点に居住する必要もなかろう。
そもそも、同じ場所にずっと住み続ける、同じ家にずっと住み続ける、というのが嫌いな人間だからな。
子供もいたから同じ場所に15年も住んでしまったが、その縛りがなかったらどこへ行っていたかワカラン人間である。
生まれついての「ノマド」なのかもしれんし、前世は遊牧民族か放浪の民だったのかもしれん。
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