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執筆者の写真oryza63

広告宣伝費が経営を圧迫して倒産する会社が多い業界の話し


脱毛サロンの倒産が増えていて、大手も最近倒産して騒ぎになっていた。

倒産理由も「コロナが・・・」とか「人で不足が・・・」等と言われているが、そんなのはマヤカシでほとんどは「広告宣伝費」が経営を圧迫しているだけである。


業界の競争が激しくなると、広告宣伝バンバンして、料金を下げて、といった定型パターンとなるがここで躓くのである。

探偵業界でも何年も前だが、準大手が広宣費を抑えたら一気に客数が減って、1年もしないうちに倒産していた。


とにかく広宣費がバカにならないくらい高いのである。

いろんな媒体に広告を出しているが、昨今では「インフルエンサー」なる者に費用を払って宣伝してもらっている。

ステルスマーケティングのようなものも多く、無知な人はその言葉に踊らされて買い物したりする。


インフルエンサーへの支払いはけっこうな額になるので、彼等も稼ぐためというよりも「儲けるため」に必死になって宣伝するのである

広宣費の割合は知らんが、入った金のかなりの割合がそこに回っている。

そうしないと競合他社に負けてしまうから、嫌でも突っ込まざるを得ないという恐ろしいレースである。


美容関連は「何か月分」かの料金を先払いするクレジット方式が大多数だから、資金はプールできる。

プールできるのだが、広宣費が圧迫してくるのでそのうちパンクするのは見えている。

資本力、資金力のある所だけが勝ち残るだけである。

とはいっても、永久にお客を回し続ける事は不可能なので、こういった大手もやがてどこかで倒れる。


化粧品や美容関係、服飾関係はこういった戦略が多いから踊らされている人も多いだろう。

「あーなりたい、こーなりたい、羨ましい」を刺激して買わせるので、人間の欲求マシマシである。


さらに、宣伝する連中には「金がどんどん入る」ので、彼等の欲求もマシマシなのである。

いろいろ見ていると、「アブナイ業界」も見えてくるのである。





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