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小零細企業は意外と広告宣伝を真剣に考えていない

今、数社(店)から広告宣伝についての依頼というか、アイデアについての相談を受けている。

広宣といってもいろいろある。

認知のため、販売促進のため、顧客定着化のためといったものがそれぞれの要望としてある。


話しを聞いていて思うのが、どの経営者も広宣というのを余り考えずに、今までやってきた事を続けているのが不思議だ。

時代の流れ、人の嗜好の変化、店舗であれば周辺の人の流れ、居住形態などの変化を考えていない、というか知らない事が多い。


さらに店舗の場合は、利用者(ユーザー)の利用実態(何を買うか)や実績(お金をいくら使うか)利用頻度(月に何回来店するか)を把握していない所もある。

またそれにプラスしてプロダクトミックス(売り上げ構成比)というものも知らない。

これはどの商品が売り上げの何割を占めているか、売り上げにどれだけ貢献しているかを知る指標でもある。


またこれを知る事で、店の売上以外に見せの利益への貢献がある品物を知ることができる。

「たくさん売れている商品」が売り上げに貢献しているとは限らない。

「たくさん売れている商品」が店の利益に大きく貢献しているとも限らない。


結局のところ「数値分析」をしていかないと、売れる商品や利益の取れている商品の把握ができない。

もしかしたら「労多くして利益少なし」の販売努力をしているのかもしれない。


そうやって分析して初めて、広告宣伝というものに繋げることができるのである。

認知・促進・定着の何を目的にするかがハッキリしてくるのである。

そして次に、宣伝で使う言葉を選ぶ。


これも、ずっと続けてきた人の中には「決まり切った文句」を使いたがる傾向がある。

決まり切った文句、というのは「陳腐化」しているモノも多いし、「漠然」としているモノも多い。

「誰に、何を、売りたいか」「誰に、いくら、使わせたいか」「誰に、何回、来させたいか」といったものを想定して言葉を選ぶできだろう。


販売の世界でよく言われる「ライトユーザー、ミドルユーザー、ヘビーユーザー」の分類も役立つのだが、これも仕分けされていない事が多い。


とどのつまりは「来た客に対応する」だけの受け身になっている。

もっと攻撃的・アグレッシブになる必要があると思うのだが・・・。



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