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孤独は毒である

執筆者の写真: oryza63oryza63

孤独な人は、幸福感を感じにくい

孤独な人は、他人と比較して落ち込む

孤独な人は、短命である


という記事があった。

うちに来る相談でも「孤独」でいる事に耐えられなくなっている人が多い。


別居や離婚して一人になったと思ったら急激に孤独を感じいたたまれなくなった人。

問題にブチ当たって相談しようにも、分かってくれる人がおらず孤独をヒシヒシと感じた人。

良い事や楽しい事があって、それを話したら嫌味で返され孤独を感じた人。

ある日、一人で食事している事が物凄く寂しく感じ、孤独である事を痛いほど感じた人。


それなりにいろいろあるが、一人でいる事、友達がいない事は「仲間」がいない訳で、それは哺乳類にとっては苦痛であるらしい。

時に、「友達なんかいらない」という人がいるが、そうは言っても山奥で仙人のように一人で暮らしている訳でもなく、仕事などで誰かとは接触しているので孤立とはいえないだろ。


会員の中には、夜というか夜中に連絡してきて電話で話す人もいる。

食事して会話することを求める人もいる。

お茶したりドライブすることを求める人もいる。

一人で暮らしていて誰も相手をしてくれない人、家族はいるけど孤立している人、いろいろな人が要請してくるのである。


どの人も「孤独が辛い」と言っている。

たとえ友達がたくさんいても、「心の通った人間関係」が無い人が多いようだ。

自分は愛されているという感覚、守られているという感覚、必要とされている感覚、これらがない状態が孤独の定義らしい。


以前、「オレには弁護士の友達がたくさんいる」と豪語していたオッサンがいたが、単にサッカーの試合相手が弁護士チームでそこで名刺交換しまくっただけであった。

友達の質を考慮せず「数」だけで考える人もいる。


数ではなく質が一番重要なのだが、そこを理解していない人もまだまだいる。

高齢(60歳以上)になった人の話しが新聞か何かあったが、そこには「金が無い事より友達がいないことの方が死ぬほど辛い」とあった。

死ぬほど辛い後半生にならないようにしよう。



 
 
 

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