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堅い職業だと理性を抑え過ぎて大きな反動が出る

大阪地検の元検事正の準強制性交の件でいろいろ騒がれている。

しかし、堅い職業に就いている人ほど理性のブレーキが強く効いて、それが緩んだ瞬間に「反・理性」とでもいうような行動を起こすのは昔から言われている。

もしかしたら、そういった欲求を理性で抑え過ぎていたのかもしれない。

車のブレーキだって踏み続ければ焼き付いてぶっ壊れる。


今から何十年も前であれば大学教授の不倫殺人からの一家心中があった。

まぁ大学教授は権力を持っているので、学生や院生たちをいたぶって遊んでいたりするのは今でも変わらない。

警察官だってそうだし議員もそう。


オレの知り合い警官の同期も、取調室で問題を起こして捕まっていた。

また勤務中、交際相手の家に行って拳銃で撃ち殺したのもいた。


学校の先生だって生徒と不純異性交遊や不倫したり、最近では保母による園児切り付けもあった。


宗教でもそうだ、神職や神父、牧師が不倫で事件を起こしたのもある。


職業倫理が高い、高いレベルを求められる、それで当然、という職業の場合はストレスが大きいし、一歩踏み外すと転げ落ちる。

これは世界中似た様なものである。


オレが関わった案件だって、歯科医がクリニックの女性すべてと不倫していたり、内科医が不倫相手を妊娠させていたりである。


反対にうちの相談等では、病院勤務の看護婦が医者に病室で強姦されたものがあったり、

養護施設では、施設職員が強姦被害にあったり、老人施設でも似たような事件があったりと、いつでもどこでもそんな事件が起きている。

中には夜勤で宿直の男女職員が空いている病室で楽しんでいたりもしている。


力関係(地位や権力そして腕力)に差がある者がいると、すぐに餌食にされてしまう。

また、施設の種類によっては相手に罪を問えなかったり(刑法39条)、利用者親族との関係上不問にされたり、無かったことにされたりで、泣きを見る職員もいる。


高い理性が必要な職業の人だろうが、理性が消えているような人であろうが、いろいろな事件を起こすのである。


そんな人達と会い続けてきたオレは理性を失わずに、よくここまで生きていた。

と思っていたら「踏み外した」なんて事にならんように気を付けないとイカンな。



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