日本は横並び意識が強いとか同調傾向がある等と言われる。
その通りで、そうしないといけない、という意識もあるし、それが当然という考えも根強い。
そういった考え、風習に反発する人もいるが広まらない。
地域の風習について、それを改める事もしない。
だから田舎は若者がいなくなり過疎化する。
若者がいたとしても、過去からの因習を引き継ぐ仲間だったりもする。
結局、新しい発想や展開はなかなか生まれず、只々時間だけが過ぎていく。
自分が就職した頃の初任給と今の初任給だって、それほど大きな差はない。
何万円の差はあるが、何十万円といった差ではない。
仕事の内容も、もっと便利にできるシステムがあるのに使わず、昔ながらのやり方が罷り通っている。
chatGPTといったAIも登場したが、「それを使うのはどうか?」「怠惰になる」等と言った議論ばかりで、便利に使う事は考えらていない。
うちにこれを使ったシステムの営業マンが来たことがあるが、彼の提案よりもオレの使い方の方がより効率的だった。
全部それにやらせようとするから問題が起きたりするのであって、メンドウな部分を代行させる、後でチェックするといったことで問題は回避できるのだが、そんな事は一切考えず「いいか・悪いか」だけで決めるから一歩も進まない。
なんとなく「江戸時代」の武家社会の制度、「俸禄制度」の終焉を見ているような気がする。
変化がなく安泰であった制度が、崩れていくような感じである。
新しい制度や革新的な技術をどんどん利用していかないと、社会の激変についていけない。
であるなら、会社に勤めるといった事もあんまり期待できない制度かもしれん。
勤めても安い給料で囲い込まれているようで、未来を描けない。
家族制度は残したいが、その中での役割分担というのは見直すべきだろう。
誰が「家長」であってもいいし、誰がその「リーダー」になってもいいだろう。
この頃言われている「セカンドパートナー」だって、良い事だと思っている。
ファーストパートナーが「ロク」でもない相手なら仕方なかろう。
ケンカばかりして、お互いをなじっている様な家庭なら、安心できる「居場所」を他に作ってもいいだろう。
こういった事を言うと、「それはイカン」という声が必ず出てくるが、「イカン」というなら今の悪い状況を「お前」が修正しろ、「スグに修正しろ」と言いたいものである。
口ばかりで何もしなかったクセに「未だに」そんな事を言い続けるのは卑怯者である。
特に地方や田舎ではこんな卑怯者ばかりだし、そんな連中に洗脳された若者(だった人間)ばかりのように感じる。
東京だって都心部はいいが、離れて行けば古い習慣や考えがまだまだ色濃く残っている。
都心部へ通勤する人間だって、家に帰れば古い考えの中で暮らしている。
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