古地図といってもネットで公開されている明治期からのもの。
埼玉大学の研究室が作って公開している「今昔マップ」という地図。
公開初期の頃から見ているが面白いのである。
今のバージョンだと過去と現在の地図を並べてみる事ができ面白さや楽しさは倍増。
明治期から1940年代あたりまでは一部地域しか出ないがそれでも楽しい。
これは1927~1939年の中央線国分寺駅界隈を抜粋したものだが、地名が「停車場前」となっている。

こちらは同年代の皇居周辺で皇居は当然「宮城」となっている。

こういった地図を見ていると表示される地域をどんどん調べて、見てしまう。
千葉県内を走っていた「軍用鉄道」も見る事ができて、興味が湧き過ぎて鉄道跡を見に行ってしまいそうである。
船橋行田公園の円形道路も、戦中を挟む地図では「船橋海軍無線電信所」と書かれていて由来がよーく分かる。
E・H・カーの言う通り、まさに「過去と対話」しているのである。
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