世の中は「善と悪」で支配されていると思うだろうが、そうとも言えまい。
今日は善だったのが明日は悪になる事だってある。
善と悪が混ざり合っていりてハッキリ断定できない事もある。
それを無理やり「分かり易い」ように善悪二元論等がある。
世の中は混とんとしていてカオスである。
いってみれば「不条理の塊り」なのだ。
小説やドラマでは勧善懲悪というのがあるが、それはこの世にないから人々の溜飲を下げるために「夢」を語っているとでも思った方がいい。
不条理が当たり前なのだから、イチイチ物事を怒っていてもしょうがないし、意味がない。
そんな怒りより「如何に自分が楽しめるか」を追求した方がいいのではないか?
不満をたくさん並べてじっくり観察すると楽しいのか?
イヤな事をたくさん思い出して暮らすと楽しいのか?
クソみたいな事をたくさん思い出すと、楽しく明るい未来がやってくるのか?
そんな事はない。
それをした人の多くは、心を病んでいる。
毎日がイライラのし通しで、老化も激しくなっている。
さらに、そんな気持ちを持ち続けているので友達も去って行く。
良い事なんかありゃしないのである。
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