調べ物をしていて、自分が行った小学校の歴史をふと見たくなったのでついでに調べてみた。
小学校は3回転校しているが、一番古かったのが明治6年創立だった。
これは学制が敷かれた年だから本当に初期の創立である。
茨城県日立市の宮田小学校だが、相談者の中に都市は違うがこの学校の近くの小学校出身者がいて、話しが弾んだ覚えがある。
そんなのを見ていたら一年生の頃の事を思い出して、ストリートビューで探してみた。
一年生は横浜市立東小学校である。
住んでいたのは中区伊勢佐木町で、通学路には飲み屋街、風俗街、ヤクザの組事務所、そしてチョンの間の風俗街があった。
小学生には大変な町である。
当時の伊勢佐木町は今の新宿歌舞伎町のような町であった。
そこから少し歩けば日本三大ドヤ街で有名な「寿町(ことぶきちょう)」である。
中村川を挟んで向こう側は寿町の延長のような中村町である。
思い返してみても「迫力のある町」「迫力のある地域」である。
何年か前に、周辺を歩いたことがあるが懐かしいものだ。
寿町のドヤ街は福祉の町として有名になっているそうだ。
何しろドヤ住まいでも住民票が発行され、今では居住者の多くが介護利用者らしい。
20~30年前、昭和の終わり頃でも空き地に死んだ人が放置されていたり、たまに川に浮かんでいたり、喧嘩で殺されたりしていた町である。
20代から30代にかけてもっと奥まった港南区に住んだが、車でこの付近は頻繁に通ったものだ。
今では東京に住んでいるが、昔暮らしていた町は懐かしい。
そして、旅で出向いた町もよく思い出す。
イカンな、懐旧の念が強くなるという事はいよいよ老化が進んだとしか思えない。
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