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  • 執筆者の写真oryza63

何でも解決できるんじゃないかと思ってしまう、「探偵の便利屋」かもしれない

仕事をしていると、なぜか他の変わった依頼というのがよく来ます。


最初は調査の依頼をしてきた人の中が「こんなことをしてもらえるか?」と聞いてきたのですが、そのうち電話相談で対応した人からも来るようになりました。

探偵の私がしてる便利屋作業のようなものをいくつか紹介します。



1.病院や手術の付き添い


2.留守宅の定期巡回


3.いろいろな場所への同行


4.買い物や病院への薬受取り


こういったことを依頼してくる人はどの人も、独り暮らし、友達に頼めない、親兄弟や親族と疎遠または仲が悪い、ということで誰にも頼めないという理由から依頼してきました。

もちろん60代70代以上の人もいますが、30代女性の割合が圧倒的に多いんです。

元々、調査依頼は女性からがほぼ100%だったから女性が多いというのは不思議ではないんですが、若い世代が多いというのは驚きでした。


同行というと一緒にブラブラもあれば、お茶する、ドライブするもあったし、真面目なところでは被害申告で警察へ同行、離婚のための弁護士相談に同行、ビビる依頼人と一緒に裁判所同行もありました。


これが高齢の人(とはいっても60代70代辺りですが)になると、一軒家に一人暮らしということでなんだかんだと手伝いに呼ばれます。

庭の草刈りや、雪が降った時の雪かきで呼ばれたこともあります。




なんでこうなるかと考えてみると、探偵として調査を依頼してきた人であれば、その人に関しての秘密を知っている、秘密を共有しているということで「近い関係」に思ってくれているのだろうと思います。

相談で知り合った人も同じで、やはり秘密の共有というのがあるからじゃないだろうかと思います。

そんなことから「よく知ってる人」「親戚のオッサン」のような感覚になるのかもしれません。



この数年というかコロナが流行してからは、探偵の仕事を抑えてYouTube等からの相談を中心に動いているので変わった依頼は増えています。

メンタル系の相談もありますが、離婚別居などでの書類作成や裁判資料作成といったことであちこち行っています。

その合間を縫うように変わった仕事を受けています。


パソコンの使い方を教えたり、写真撮影を教えたり、この頃はchatGPTを使った原稿の作り方を教えるなんてのもあります。

広告宣伝アイデアもあれば、なぜか法律解釈についての話しというのもあります。

結局はどれも自分が今までしてきたこと、知識経験の吐き出しなんですが面白いモノですわ。


ゲイのにーちゃんの話し相手もあったし、キャバ嬢からダミー客依頼というのもあった。

デリヘル嬢から他の人に勝てる集客アイデアを考える、接客方法を考えるという依頼もあった。

契約書を読み込んで、不審な点はないか不利な内容はないかチェックするというものあった。


自分でも分からない事はあるけど、世の中探せばどこかに答えがあるものです。

その答えを早く見つける方法さえ知っていれば何のことはありません。

私も歳とってきましたが、好奇心は誰よりも旺盛なのであれこれ探して考えるのは性に合っているようです。



ここに書いた以外にもまだまだありますが、表に出せない、人に言えないようなものばかりなので書きません。

だけど、あんな事をしてこんな事をする、こんな事をあんな風にするという、いったい何屋だか分からない、探偵とは思えないこともしているので「探偵の便利屋」と自分では思っています。


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