動画を投稿して、視聴状況などを分析していると「ある事」に気付く。
それは、他人の不幸話と狂った人間の話しを題材にすると再生数が上がるのである。
さらに、狂った奴について事細かに解説すると登録者も増えるのである。
反対に、狂った相手に対しての法的対処や離婚についての解説、明るい未来を作るための解説だと再生数は劇下がりである。
つまり「ロクでもない話し」が好きな人が多い、のだと思われる。
解説としてではなく、エンタメとして見ている人が多いのだろう。
どう見ようが勝手であるが、余りいい気はしないな。
ここで再生数第一で考えるのであれば、徹底して「狂ったヤツ」を叩き続けることになる。
それは再生数稼ぎのために活動する「迷惑系」と同じになることである。
大部分の動画で似たような事が以前から起きている。
誰かを攻撃したり、悪いヤツを扱う内容が好調である。
「イヤイヤ、子供や動物もあるだろ」という人もいるが、こっちは女性の視聴者が多い。
男女で大きな違いがある。
第二次大戦のナチスドイツのプロパガンダ政策では、「大衆の敵を作れ」「敵への非難を繰り返せ」「小さな嘘を繰り返せ」というのがあった。
「大衆の敵」、大衆が持つ不満を煽ることで注目が増し、同調者が増えるのである。
怒りは同調者・賛同者を集めやすいし、怒りを声にすることで爽快感が得られる。
動画の傾向を見ているとそういったプロパガンダを思い浮かべてしまうのである。
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