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人間に興味はあるか

興味がある、というと大抵の人は「好き・嫌い」という言葉に繋げるかと思う。

しかし興味というのはそういったものではなく、「いろいろ知りたい」という感じかな。


人と会って話しをする時、この人は「どんな性格か」「何が好きなのか」「出身はどこか」「困っている事はあるか」等々、いろいろ知ろうとする事こそが「興味」なのだと思う。

興味があるからいろいろ問いかけるし、話しを聞こうとする。

逆に興味が無ければ質問しないし、聞こうとしないし、話しを続けようともしない。


誰かと会話するというのは、自分以外の人の人生の一端を見て知る事なので、それが自分に大いに役立つこともある。

本を読むのと同じで、たくさんの人の人生を知るのは面白い事だと思う。


それだけ楽しいことなのに「会話しない」というのは凄く勿体ない事ではないか。

自分が失敗しないために「何をしたらしくじるのか」「何をしたから失敗したのか」といった事を知るのは非常に大切だと思う。


オレの元には家庭問題、離婚問題、メンタル問題で失敗した人からの相談がたくさん来る。

探偵の事案も入れればこの20年余りで「延べ2千人」はいる。

という事は、2千人の人生、2千人の失敗事例が溜まっている。


ニコロ・マキャベリも


天国へ行く一番の近道は、地獄へ行く道を熟知することである


といってる。

とりあえずオレのところには「地獄へ行く道」のリストが2千人分はある。

そのリストと照らし合わせていけば、必ず天国へ行けるはずだ。

他人の失敗、しくじりを知ることで「良い人生」を送って欲しいと思っている。








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