YouTubeで結婚紹介所の動画があったのでツラツラ見ていたら、相談所に来る「イタイ女性」というのがあった。
自分より遥かに高額年収の男性をゲットしようと努力しているが、その相手より自分の年齢は上、それも遥か上というのが多いようだ。
しかしそれでも「皆からは若いと言われる」という点を猛アピールするらしい。
「40代後半だけど35歳くらいに見られる」
「50代だけどエステに通って若さを維持している」
こんな事を言われても困るだろう。
遊んでどうの、というなら「見た目」でもいいだろうが、結婚となるとアピールポイントが全く違う。
さらに、「身長は175センチ以上」とか「年収は最低でも700万円以上」とか「都内に家を持っている」なんて言い出すのもいるらしい。
結局は「若くて金を持っている男」を探している訳だ。
これじゃ歌舞伎町の大久保公園で立ちんぼしている若い女と変わらんわ。
以前アメリカのチャットで出ていた有名な話しとして、美人で若い女が高収入で資産のある男を探している事を書き込んで騒ぎになった話しがある。
大筋はこんな話であった。
「自分は若くて美人だから、金持ちにとってはいい投資だろう」。
コメントが荒れている最中、資産家を名乗る男の書き込みで、
「自分が持ってる資産は、運用することで年々増えている。それを維持していくために費用は必要ない」
「しかしあなたの場合、若さや美貌というのは経年劣化していく、さらに年齢はどうしようもないもので負債といえる。それを維持するには費用がかなり掛かってしまう」
「これは費用対効果の面からみてもバランスしない」
「よって投資判断としては、最悪のものとなる」
「もし投資として考えるなら、結婚ではなく一時所有、しかも時期を区切って利用するレンタルが最適の方法である」
というのがあった。
その通り、若さ、美貌、美人である事を「売り」にするならレンタルしか選択肢はないだろうな。
外見は良い方がいいだろうが、人間は経年劣化するのだから他に「良い点」が無いと投資と考えたら論外であろう。
先の結婚紹介所に来る「イタイ女性」も同様で、経年劣化するもので投資判断させようとしても無理がある。
外見は大事だが中身はもっと重要だ。
第一印象は外見でほぼ決まるが、若い、美人とか、イケメン、かっこいいだけだと「ペット」として飼うならいいが、他には利用価値がない。
力仕事の職人が歳取ってからも「まだまだ若いモンには負けない」といって力仕事したって、負けるのである。
歳取っても「力」で勝負するのは無理がある。
では何で勝負するのかといったら「知識、見識、経験、知恵」といった無形のものだろう。
これを無視して力で勝負するのは「イタイおやじ」になってしまう。
つまりは「中身勝負」である。
身綺麗にしておくのは常識としても、外見だけで勝負を続けるものではない。
相談でも面談でも「特に」女性は自分の容姿や年齢を気にする。
それは当然かもしれないが、それだけで「判断される」と思うのもどうだろう。
「年相応」と言う言葉があるが、外見は若くても「中身が年相応でない」人はイタイかもしれん。
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