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執筆者の写真oryza63

人はフラストレーションの塊りで、それの捌け口を求めている

フラストレーションと言う言葉は聞いたことがあるだろう。

たいての場合「欲求不満」と言い表されているが、じゃーその欲求てのはなんだ?


欲求というとマズローの「欲求5段階説」が有名。

1.生理的欲求

2.安全欲求

3.社会的欲求

4.尊厳欲求

5.自己実現欲求

さらにその上の段階として自己超越

こういったものが満足されないと欲求不満をおこし、それが積み重なるとフラストレーションを起こす。


お金が欲しいという欲求、食べ物が欲しいという欲求、人から認められたいという欲求、付き合う相手が欲しいという欲求、ゆっくり眠りたいという欲求、セックスの欲求、などなどいろいろある。


これらが実現できれば満足かというと、今度は「その次の段階」を求めだすので最終的な満足は結局は得られない。

ではどうするか、どうやって解消するのか。


フラストレーションの反対語に「カタルシス」というのがある。

これはギリシャ語で「不浄を祓う清めの儀式」を言う。

そこから「解放」とか「排泄」も意味している。

なんだよ、それじゃスピ系かよ、と思うだろうがフロイトが提唱したものでれっきとした心理学用語でもある。


心理学では、思いを吐き出す、愚痴をこぼす、がこれに該当する。

小説や映画を見て泣くのはカタルシス効果があるし、誰かに悩みを打ち明けるのもそうである。

言葉や非言語で表すことが内面の浄化であり、抑え込んでいる自分を暴露することでフラストレーションの軽減ができるのである。

だからオレがいつも言ってるように、吐き出す、声に出す、なんでも言ってしまう、という行為は非常に理にかなったものなのである。

オッサンの只の戯言ではないのである。



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