こんな事が起きたら驚いてしまうが実際にあったことである。
子どもだと「夜驚症(やきょうしょう)」というのがあるが、これもだいたい小学校高学年までのようだ。
それ以外であれば「夢遊病」「というのもあるが、こっちは「夜歩く」のが中心で「睡眠時遊行症(すいみんじゆうこうしょう)」と言われている。
この人の場合「眠ってスグ」ではなくかなり時間が経ってからだそうで、熟睡の最中にこんな事が起きたらしい。
そりゃ驚くわな。
寝ている時に脳が部分覚醒を起こすのが原因のようだ。
とはいってもこれが事件になることもある。
夫婦二人が同じベッドで寝ていて、朝起きたら片方が死んでいた、という事件もあった。
寝ている間に動き出して殺してしまったわけだ。
その記憶などある訳ないし、殺したいと思っていた訳でもない。
もしかしたら誰かと戦う夢を見ていたのかもしれないが、原因というか理由は分からず終わった事件である。
海外でも日本でも起きているようだ。
殺し方も、クビを絞めたり、殴り倒したり、モノで一撃というのもあった。
寝ている間は無防備だから一撃必殺となってしまう。
大人で夜驚症のようなものがでるのであれば、精神的な問題から来ているのは確かだろう。
しかし、それは「科学的」に考えてである。
「呪われている」「憑依された」と思ったとしても不思議ではない。
実際にこんなオカルトめいた話しや相談はやってくる。
目の色が変わる、顔つきが一変する、なんていうのも「科学的・精神医学的・心理的」に見ての話しである。
世の中には科学が通用しない世界だってあるのである。
調査や相談でこういうのが来ると悩んでしまう。
事実ではあるが科学で分かるのか、それともオカルトなのか、いったいどっちなのかと。
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