連休中にペルセウス座流星群のピーク(極大日)があった。
それはいいとして、ペルセウスとは一体誰か知っているかな?
彼はギリシャ神話に出てくる「全知全能の神」であるゼウスの息子である。
物語の中で有名なのがメドゥーサを退治したことだろうな。
メドゥーサとは、ゴルゴン(ゴーゴン)の3姉妹の一人。
髪の毛が無数の蛇になっていて、見た者は恐怖で石になってしまうというあの女。
ペルセウスはメドゥーサの首を切り落として退治した。
そして彼はメドゥーサの首級を持っての帰り道、神の怒りに触れ生贄にされる寸前であったエチオピア王の娘「アンドロメダ」を助け結婚したのである。
なんで怒りを買ったかというと、「自分の美貌が神に勝る」と豪語したからで、いけ好かない女だったのである。
だいぶ自己愛が入った女であったようだ。
そんな彼女を嫁にするペルセウスも、女の美貌に負けた男といえよう。
神話、ギリシャ神話はそもそも自己愛のオンパレードのようなものだから仕方ないか。
ペルセウスは星座として有名だし、アンドロメダはアンドロメダ銀河M31として有名である。
変わり者同士が一緒になったんだなぁ、と思いながらこの星座を見るのもオモシロイよ。
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