心理を勉強して、広告宣伝をして、マーケティングをして、オカシナ連中に迷惑している人の相談に乗っていると、プロパガンダというものに行き突く。
特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為と言われる。
情報戦、心理戦、宣伝戦、世論戦とも言われなかなか興味のある分野である。
うちにはこういった分野の本が何冊かあって、関連本も持っている。
どれも似たような事が書かれていて、何百年も、もしかしたら何千年も同じ手法なのかもしれない。
プロパガンダについては、もう何十年も前から興味を持っていていろいろ勉強してきたのである。
その中の一冊から10の宣伝文句を挙げてみる。
1.我々は戦争をしたくはない
2.それなのに、敵が一方的に戦争を望んだ
3.敵の指導者は悪魔のような人間だ
4.我々は、領土や覇権のためにではなく、偉大な使命のために戦う
5.我々も意図せざる犠牲を出すことがある。しかし、敵はわざと残虐行為に及んでいる
6.敵は卑劣な兵器や戦力を用いている
7.我々の受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大だ
8.芸術家や知識人も正義の戦いを支持している
9.我々の戦いは神聖なものである
10.この正義に疑問を投げかける者は、裏切り者である
戦争でのプロパガンダなのだが、それ以外の場面でも使われている。
日本国内でだって同じような事、似たようなニュアンス、一方的押付けの中で使われている。
どれが、とは言わないがあなたも分かるだろう。
思想の浸透、思想の押しつけでは非常に有効な手法だ。
分かるようね・・・。
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