探偵として、いろんな相談を受けていると、「そんな事も知らないのかよ？」と思うような相談もやって来る。
法律関連でも多いが、ハッキリ言ってsex絡みはもっともっと多い。
法律絡みだと、「これが違法行為」かどうか、という事を知らず分からず、している人も多い。
「その言葉」が一発でアウト、ということを知らない人も多い。
車で走る時に関係する道路交通法についても同じである。
さらにこれがsex絡みになると妊娠した、性病を伝染されたなんてのもある。
しかもである、こんな事になる医者が多い。
うちの例では、妊娠させる歯科医が多い、子どもを産ませる内科医が多い、配偶者の不倫で悩み過ぎてドツボに嵌る精神科医が多い。
医者なのに「そのくらい知らないのかよ、何勉強したんだよ」と言いたくなる。
一般の会社員や主婦などでは遭遇しないか、そんな滅多に出会わない事を彼等はやってしまう。
そして今回話したいこと、最大の話しは「自分の身体やその構造、相手の身体やその構造」について知らない人がやはり多いということである。
「レスだ、感じない、うまくできない」等といったことが多いのだが、それは人体構造や神経伝達について知識が無いからである。
さらに、そうなった時にホルモンはどうなるのか、身体はどう変化していくのか、といった事についても知識がないのである。
ハッキリ言って「やれば誰でもできる」「やればOK」といった単純なものではないのだ。
大抵は男だけが気持ち良くなって「オシマイ」というのばかりで、相手の事は二の次三の次、どころかそんなことさえ考えずに終了、となっている。
イヤイヤそれじゃダメだろよ、という話しばかりだし、それじゃレスにもなるわな、といったものが殆どだ。
だからなのか、「レス歴２０年」とか３０年なんて人が出てくるのである。
不倫カップルなのに「サッサ」として「サッサ」と終わりという「義理」でしているようなカップルもいる。
「入れて出す」なんていう自動販売機のような人、牛丼屋で注文して食べ終わるくらいの短時間コースばかりと言う人、この何十年同じような体位でもはや定食のようなパターンの人、そんなも多いのである。
「人は飽きる」という事を知らない、そんな人もたくさんいる。
また構造といったら、神経がどう伝わっていてどうすれば感覚を伝えることができるのか、どうすれ気持ちいいのか、といったことを知らない人。
医療関係者でありながら「男の勃起システム」についてまったく知らない人もいた。
こんな事を相談等で話していると、「そんなのは、はしたない事だとずっと思っていた」「恥ずかしくて聞けないし、言えなかった」と言う人のオンパレードである。
こうなってくるとsexは単なる「生殖行動」でしかなく、女性は「産む機械」であり、男は「産ませる機械」か「楽しむ専門」という組み合わせになってしまう。
不肖の探偵がいつも言っている「対等な関係」が全くと言っていい程ない関係である。
対等な関係でなければ、本来放出されるオキシトシンや女性ホルモンも少ししか出ないので、「美容効果」も全くない。
もっと勉強しないとダメなのだが、「恥ずかしい」「はしたない」という意識がかなりあるので「ホンの一部」の人だけが大いに楽しんでいる、というイビツな構造になっている。
人間の身体は「使わない臓器」はその機能がどんどん低下していく。
低下すると、そこからでるはずのホルモンも出なくなる。
サプリで代用もあるが、効果効能は段違いだし、女性ならエステとなるがそれは表面的な処置でしかない。
内面から湧き出るようなモノとは違うのである。
知らない人は知らないでいいのだろうが、外見は隠せないし騙せない。
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