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アンタ死にたいのか? 「無知と我慢」が自滅を招いている

執筆者の写真: oryza63oryza63

DVモラハラというと夫婦間と思う人が多いが、これは恋人間でも起きるし、同棲している場合でも起きる。


こんな中でDV、特に殴る蹴る等の物理的暴力、

モノを投げつけたり壊したりといった行動、

さらに「殺すぞ」「死にたいのか」「お前の親兄弟も同じ目に遭わせるぞ」といった言葉による脅迫、

こういったことをされて黙っている人が多い。

多いというよりもほとんどかもしれない。


これらはすべて「DV防止法」で規定されているものだ。

そもそも「DV」がどんなもので、何がDVに該当するか知らない人もまだまだたくさんいる。


それで苦しんでいる人も多いのだが、それではこういう人達を何というか?

それは「無知な人」としか言いようがない。

 

無知だから、痛い目に遭わされて、酷い目に遭わされて、無知だから滅んでいくのである。

無知は罪だし、無知であることは自慢にもならない。


こんな事をされる人の多くは暴力や脅しを受けて「自分が悪い」と思い込む。

例え怪我をしたとしても「自分が悪いから」と思い込む。

そしてそんな事をされ「恥ずかしい」と思い黙っている。

これこそ無知の成せる業である。


DVを受けたらすべきことを挙げよう。

これが今後の展開で重要な位置を占めることが多い。

調停や裁判でもそうだし、弁護士を入れての協議でも「相手の非」を明確にするので役に立つ。


1.暴力を受けたら110番する

2.ケガをしたら医者に行き診断書を取る

3.モラハラで落ち込む事が続いたら、医者に行き診断を受け診断書を取る

4.行政の女性相談で相談を受ける


1.については交番ではなく110番である。

110番すると、警察署ではなく警察本部からの指令で近くの警官が動く。

110番からの指令を受けた警官は、その内容と処置について本部へ報告書を作成する義務があるので、記録が残る。


2.については、内科や外科で事実を明らかにした「公的な文書」なので重要。


3.については、ケガと同じように、精神科等で原因と思われる事柄や症状を記録した公的文書である。


4.については、これも行政側に相談実績が残るし、相談に行った事実を残せる。

そんなことが役に立つのか、と思うかもしれないが「一つ一つの行動や記録」が相手を追い込むための材料となるのである。



これは最初にも書いたように、夫婦間だけのものではない。

交際相手だろうが、同棲相手だろうが使える方法である。

しかし、これをせずに戦って「証拠が無い」と言われそこで撃墜される人が多いのが現実である。

無知やガマンは敵である。


さらに、相手によっては爆発的な暴力が起きて殺される可能性もある。

ストーカー殺人などはいい例だ。


このストーカー殺人についても無知な人は「そんなに頭来るなら捨てればいいじゃん」とか「危ないヤツから逃げればいいじゃん」と言うのだが、思考のプロセスが常人とは違うので、そんな考えでは殺される側になってしまう。


うちが扱ったDV絡みで最悪のものは、首から下がマヒして車椅子生活になった人がいる。

追い込み過ぎて相手が怒りのストーカーとなった案件では、家の前でナイフで刺されて重体になった人もいる。

それ以外、骨折や裂傷だったらザラにいる。


こうなりたくなければ、無知の改善を図る事だ。




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