発達障害(ASD)の配偶者を持つ人が発症することが多いと言われる「カサンドラ症候群」ではあるが、「その相手」と一緒になる前からカサンドラだったのかもしれない、ということを思った。
会話が通じない相手、共感性が無い相手、感情変化が大きな相手といることでカサンドラになるが、もしかして「親や家族」がそれだったら、「ずっと」カサンドラであったのかもしれない。
カサンドラ症候群を起こす人は「我慢強い」「忍耐強い」そして「その感情」を表に出さないようにできている事が多い。
ということは昔から周囲の人がそんなオカシナ人ばかりで、接し続けていたらいつかは発症するだろうし爆発するはずである。
論評ではカサンドラを起こす場合「我慢に我慢を重ね」その我慢が限界に来た時に崩れたり、攻撃的になったり、感情の激変が起きたりするようである。
花粉症と似たように、一定レベルを超えることで大きな変化が起きるわけだ。
また子供頃からこういった「資質」を持った人であれば、慣れ親しんだ環境、人柄の相手を選んだとしても不思議ではない。
だから「同じような」相手を選んで苦労してしまうか、そんな相手に「選ばれ」てしまう。
「愛着障害」は子供のころの問題で、それが大人になって続くこともあるが、カサンドラも「予備軍」として子供の頃から始まっているのかもしれない。
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