top of page

みんなが思っている「自己愛性パーソナリティー障害」は発達障害と違うか?

執筆者の写真: oryza63oryza63

自己愛性パーソナリティー障害という名称がネット上では有名だが、相談者が持ち込んでくる相手の症状や行動傾向を考えると、ADHDやASDといったもの傾向の方が強いように思うことがある。


独善的、執着、空気が読めない、衝動的、集中が続かない、こだわりが強い、曖昧な表現が理解できない、興味や関心が限定的といったモノがあるなら発達障害系を疑った方が良いだろう。

しかしこれらの傾向は自己愛性パーソナリティー障害でもあるので仕分けが難しい。


またここに双極性障害が出ていれば、感情の起伏が激しいにプラスして「感情爆発」のような症状も出て来る。

だからみんなが「自己愛云々」と言っているものは、かなりの割合で発達障害系に分類されるべきものなのではないかと思っている。


ADHD、ASDに続いて有名な発達障害系のものであればLD(Learning Disabilities)、直訳すると「学習できない」となってしまうが、一般には「学習障害」と呼ばれている。

文字を読む事が困難であれば「ディスクレシア」、文字を書くことに困難があれば「ディスグラフィア」、数的処理に困難があれば「ディスカリキュア」といったものがある。

これは今まで出会った事がないが、ADHDやASDはいたし双極性障害もいた。


個人的には自己愛性パーソナリティー障害(NPD)はそうそう多くはないのではなかろうか。





閲覧数:8回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page