top of page
検索

これがパートナーシップだ

トランプ大統領とイーロンマスクがどうのこうの、とメディアで騒がしかった。

しかし、イーロンはトランプ就任後に「180日」の期限付きで仲間になったはず。

その期間が終わったからチームから去っただけである。


その後に「アイツはどうのこうの」とお互い言って、それをメディアが喜んで報道しているがオレとしては「だから何?」という思いである。


トランプの目的のためにイーロンが必要だったので使っただけ。

思想信条や考え方は別として、大統領が考える目的を達成するために必要な人材だったわけだ。

そこにはイーロンにとっての打算もあったろうが、「目的が同じなら多少の齟齬には目をつぶって協力する」というのがパートナーシップである。

一緒にやっている時にケンカしてるわけでない、終わったからケンカしているだけである。


ここが日本人とは違うところであろう。

パートナーシップやパートナーってのはそういうものであって、「未来永劫の関係」ではないのである。


パートナーシップは日本語で何と言っているか?

省庁の発表する書類などでは「戦略的互恵関係」とハッキリ言っている。

お互いに「得るもの」があって、それを達成するために「お互い」が協力するのである。

その間は「文句」があっても言わない、ケンカしない、のが原則だ。


だから関係が終了したら「言いたい放題」なのである。

これこそ「大人の関係」であろう。


だから時々、自分の配偶者を「私のパートナー」と言っている人に出くわすと「なるほど協力的互恵関係ね」「期限はいつまで?」と反応してしまうのである。



 
 
 

Comments


bottom of page