これがパートナーシップだ
- oryza63
- 6月12日
- 読了時間: 2分
トランプ大統領とイーロンマスクがどうのこうの、とメディアで騒がしかった。
しかし、イーロンはトランプ就任後に「180日」の期限付きで仲間になったはず。
その期間が終わったからチームから去っただけである。
その後に「アイツはどうのこうの」とお互い言って、それをメディアが喜んで報道しているがオレとしては「だから何?」という思いである。
トランプの目的のためにイーロンが必要だったので使っただけ。
思想信条や考え方は別として、大統領が考える目的を達成するために必要な人材だったわけだ。
そこにはイーロンにとっての打算もあったろうが、「目的が同じなら多少の齟齬には目をつぶって協力する」というのがパートナーシップである。
一緒にやっている時にケンカしてるわけでない、終わったからケンカしているだけである。
ここが日本人とは違うところであろう。
パートナーシップやパートナーってのはそういうものであって、「未来永劫の関係」ではないのである。
パートナーシップは日本語で何と言っているか?
省庁の発表する書類などでは「戦略的互恵関係」とハッキリ言っている。
お互いに「得るもの」があって、それを達成するために「お互い」が協力するのである。
その間は「文句」があっても言わない、ケンカしない、のが原則だ。
だから関係が終了したら「言いたい放題」なのである。
これこそ「大人の関係」であろう。
だから時々、自分の配偶者を「私のパートナー」と言っている人に出くわすと「なるほど協力的互恵関係ね」「期限はいつまで?」と反応してしまうのである。

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