top of page
執筆者の写真oryza63

「弁護士ガチャ」だってある

戦う時には単独は避けて集団となるのが勝利する近道だ。

自分一人で集団と戦うのはカンタンではない。

国が同盟を組んだり友好条約を結ぶのも、こんな一面がある。


「離婚する時」も同じで、自分一人でやってると精神的に疲れてくる。

相談やアドバイスに乗ってくれる「誰か」がいてくれると心強い。

弁護士がいる、と言う人もいるが彼等は「最前線で戦う兵士」のようなもので、状況報告や戦術については話してくれる。

しかし「心の相談」までは乗ってくれないし、「その仕事は自分のものではない」と思っている。

明確な役割分担をして仕事をしている事が多い。

弁護士は相手と戦って勝つことが任務である。


DVモラハラの被害でも同じようなもので、弁護士は「依頼」しないと親身になってくれない。

依頼人と相手から慰謝料などの金銭が取れないと、依頼を受けてくれない事もある。

「依頼人は最初に着手金を払うぞ」とはいってもそれは別。

最終的に慰謝料の「何%又はいくら」という額が決まっている。

オマケに途中で掛かる費用も請求される。

これで「勝つ」ならいいが負ける事や、減額される事もある。

長引くと途中で手を抜く事もある。


夫婦間の問題では協議や調停・裁判があるが、どれも本人が出て行かないと話しにならない。

調停になると本人だけして席につけない。

同席できるのは弁護士だけなのだが、戦術や戦略のすり合わせがちゃんとできていない事が多い。

「何も言わないで」と言われて黙っていたら、考えていた事とは違う方向へ進んでしまった、という人も「いるわいるわ」である。


弁護士にお任せ、全部お任せ、という人もいるのだが「自分と考えが一致している」とは言い難いケースだってある。


こんな事になったらどうする。

弁護士は依頼人の意思を汲み取って、戦略を事前説明し、逐次報告する、というのが義務と言われている。

しかしそんな事しないのがたくさんいる。

報告したとしても遅れる、催促しないと報告しない、こんなのだって「いるわいるわ」である。

まるっきり「弁護士ガチャ」なのである。




閲覧数:9回0件のコメント

Comments


bottom of page